「一条工務店、性能はバッチリだけど…
この間取り、なんか違うんだよなぁ…」
夜な夜な間取り図とにらめっこして、
モヤモヤしてる、そこのあなたへ。
賃貸暮らしが長くなってくると、「そろそろ自分たちの家を持ちたいね」なんて話、増えてきますよね。
特に30代後半の共働き夫婦だと、「家賃を払い続けるのはもったいない」「もっと広くて快適な家で子育てしたい」って思う気持ち、すごくよく分かります。
そんな中で、ネットの情報とか住宅展示場で「一条工務店」っていうキーワード、きっと目に飛び込んできたんじゃないでしょうか?
「え、めっちゃ性能いいじゃん!」「冬も夏も快適らしい!」「光熱費も安くなるってマジ!?」
そうそう、僕のお客様でも一条工務店さんを第一候補にする人、本当に多いんですよ。
あの圧倒的な断熱性、気密性、そして耐震性。
「いやー、これなら一生安心して住めるよね!」って、夫婦で盛り上がった経験、ありますよね?
でもね、同時にこんな声も聞くんですよ。
「性能は最高なんだけど…、なんか間取りが思ったようにいかないんだよね。」
「この窓の位置、変えられないって言われて…」「吹き抜けが、もう少し大きくしたいんだけどなぁ。」
そう、それが噂の「一条ルール」ってやつです。
住宅営業の世界に20年以上いる僕から見ても、一条工務店さんの性能は本当に素晴らしい。
だけど、あの「ルール」のせいで、理想の間取りから遠ざかっちゃうって人も少なくないんです。
「性能を諦めて、自由に間取りを決めるか…」
「それとも、間取りを諦めて、高性能な家にするか…」
「そもそも、このモヤモヤって僕たちだけなの?騙されてない?」
そんな風に夜な夜な不安を抱えてるあなたのために、今日は僕がプロの視点から「一条ルール」の裏側と、そのモヤモヤを解消するための具体的な選択肢を、包み隠さずお話ししますね。
「誰か、損得抜きで相談に乗ってくれる人はいないか」って探してた、あなた。
はい、見つけましたね。僕が「不動産業界に詳しい親戚のおじさん」として、ここからじっくりと語り尽くします。
この記事を読み終わる頃には、きっとあなたの心はスッキリして、次の一歩を踏み出す勇気が湧いているはずですよ。
さあ、一緒に「後悔しない家づくり」の真実を探しに行きましょう。
「一条ルール」って、結局何がそんなに「厳しい」の?プロがこっそり教える裏側
正直な話、一条工務店さんの家は素晴らしいです。その性能の高さは、業界内でも「すごいね」って一目置かれているのは間違いない。
でもね、彼らの家づくりには、ちょっと独特のルールがあるんですよ。それが「一条ルール」って呼ばれるものです。
「いやいや、性能いいなら間取りくらい我慢すれば?」って声も聞こえてきそうですね。
でも、ちょっと待ってください。
家って、人生で一番高い買い物ですよね?
しかも、何十年も住み続ける場所です。性能が良くても、毎日使う間取りに不満があるって、結構ストレスになるんですよ。
では、具体的にどんなルールが、私たちを悩ませるのか。僕がよく聞く「モヤモヤポイント」をいくつか紹介しますね。
窓の大きさや配置、思ったようにいかない問題
これは、一条ルールの中で一番よく聞く話かもしれませんね。
「リビングにもう少し大きな窓が欲しいのに…」とか、「ここに横長の窓をつけたいんだけど、無理って言われちゃった…」なんて話、ザラです。
一条工務店さんの窓は、高断熱・高気密を保つために、決められたサイズやタイプ、そして取り付け位置にある程度の制限があるんです。
例えば、日差しをたっぷり取り込みたい南側に大きな掃き出し窓をつけたいと思っても、構造や性能維持の観点から「これ以上は大きくできません」と言われるケースがあります。
これって、まるで「スーパーで買える食材は最高に美味しいし安全だよ!でも、自分で畑を耕して、好きな野菜を育てて自由に料理したいって言っても、それはちょっと…」って言われてるような感覚に近いかもしれませんね。
高性能な窓を、高性能な壁に入れるわけですから、その組み合わせには必然的に「型」があるんです。だから、施主さんが思い描く「ここから空が見たい」「この角度で光を入れたい」みたいな、ちょっとしたこだわりが、なかなか通らない場合があるんですね。
壁の位置、構造壁の制約が間取りの自由を奪う?
「リビングを吹き抜けにして、もっと開放感を出したいんだけど…」
「キッチンとダイニングを繋げて、広々としたLDKにしたいのに、ここに壁が来ちゃうのか…」
これも、一条ルールでよくある悩みですね。
一条工務店さんの家は、耐震性も非常に高いことで知られています。
その秘密の一つが、丈夫な「構造壁」なんです。
この構造壁、家の強度を保つために必要不可欠なものなので、勝手に動かしたり、大きく開口部を設けたりすることはできません。
つまり、間取りを考える上で、「ここは壁が来る」「ここは抜けられない」という制約が、最初から存在しているんです。
例えるなら、「筋トレのマシンは効果抜群で、最高の筋肉が手に入るんだけど、決められた動きしかできないんだよね。本当はもっと自由に体を動かしたいんだけどなぁ」って感じでしょうか。
オープンな間取り、広々とした空間を夢見ていた人にとっては、この壁の制約は結構な足枷に感じてしまうかもしれません。
特に、大きなLDKや、玄関からリビングまで一直線に抜けるような開放的な空間を求めていると、「あれ?なんかイメージと違う…」となりがちですね。
階段の位置や形状、ここも意外と盲点
意外と見落としがちなのが、階段に関するルールです。
例えば、「リビング階段で家族のつながりを感じたい!」とか、「おしゃれなスケルトン階段で、空間に抜け感が欲しい!」なんて考えている人もいるでしょう。
でも、一条工務店さんの場合、階段の設置位置や形状にも一定のルールがあります。
家の構造体の一部として、安全性を確保しつつ、高気密・高断熱性能を損なわないように設計されているため、どうしても規格品の中から選ぶ形になることが多いんですね。
僕の経験上、「この階段の向き、変えられないんですか?」「もう少しデザイン性の高いものにできないですか?」という相談も、よく受けます。
もちろん、安全性が最優先なのは分かります。でも、毎日使う場所だからこそ、デザインにもこだわりたいって気持ち、当然ありますよね。
なぜ、そこまで「一条ルール」が必要なのか?プロが見る本当の理由
さて、ここまで一条ルールの「厳しさ」についてお話ししてきましたが、「じゃあ、一条工務店ってダメなの?」って思っちゃいましたか?
いやいや、そうじゃないんですよ。
この「一条ルール」があるからこそ、彼らはあの圧倒的な性能を、安定して、しかも比較的手頃な価格で提供できているんです。
僕が知る限り、一条工務店さんが厳しいルールを設けている本当の理由は、大きく3つあります。
1. 最高の性能を「標準化」して安定供給するため
一条工務店さんの魅力は、なんといっても「高性能が標準仕様」ということ。
断熱材、窓、換気システムなど、家の性能を左右する主要な部材は、自社工場で生産しているものがほとんどです。
そして、それらを「最も性能が発揮できる組み合わせ」で、かつ「品質がブレないように」と、徹底的に標準化しているんですね。
例えば、あなたがどんなに美味しい料理を作れるシェフでも、毎日違う食材、違う調理器具、違うレシピで料理を出したら、味にムラが出ちゃいますよね?
でも、「この最高の食材を、この調理法で、このレシピ通りに作れば、いつでも最高の味を出せる!」ってなったらどうでしょう?
一条ルールは、まさにその「最高のレシピ」なんです。最高の性能を、誰が建てても、どこで建てても、同じ品質で提供するための仕組みなんですよ。
2. コストを抑えて、顧客に還元するため
標準化は、コスト削減にも直結します。
部材を大量生産できる、職人さんの施工も効率化できる、設計の手間も省ける。
これによって、一つ一つの家にかかるコストをぐっと抑えることができるんです。
その削減できたコストを、高性能な設備や構造に回したり、価格に反映させたりして、最終的にはお客さんのメリットになるようにしているわけですね。
もし、全ての間取りをフルオーダーにしたら、当然ながら設計費も施工費も跳ね上がります。
「高性能」と「価格」のバランスを考えると、このルールは彼らにとって、そしてお客さんにとっても、合理的な選択だと言えるでしょう。
3. 設計ミスや施工不良のリスクを極限まで減らすため
家づくりって、本当に複雑な工程の連続です。
設計に少しでも無理があったり、施工にちょっとしたミスがあったりするだけで、家の性能が落ちたり、後々の不具合に繋がったりする可能性があります。
一条ルールは、「このやり方なら、絶対に失敗しない」という、長年の経験と研究に基づいたノウハウの塊なんです。
人間が手作業でやることですから、どんなに優秀な設計士や職人さんでも、ミスはゼロにはなりません。
でも、ルールを厳しくすることで、そのミスが起こる確率を極限まで減らし、最終的にお客さんが安心して住める家を提供しようとしているんです。
まとめると、一条ルールは「あなたの理想の間取り」と衝突する可能性はあるものの、それは「最高の性能と品質を、安定して、適正な価格で提供する」という一条工務店さんの強い信念から来ているものだ、ということです。
だから、「ルールが厳しいからダメ!」と一概に切り捨てるのは、ちょっともったいないかもしれません。
ただ、あなたの「理想の家」が、このルールとどうしても相容れないなら、次のような選択肢も考えてみる価値は十分にあります。
「性能」も「自由」も諦めたくないあなたへ。僕が本気で調べた3つの選択肢
「一条工務店の性能はやっぱり魅力的。でも、デザインや間取りの自由も諦めたくない!」
分かります、その葛藤。
「結局、どうすればいいの?」って思ってますよね。
安心してください、解決策は必ずあります。
僕が20年以上この業界を見てきて、そして多くのお客様の家づくりをサポートしてきた経験から、あなたのモヤモヤを解消するための「3つの選択肢」を提案しますね。
選択肢1:一条工務店内で「最大限の自由」を模索する
まず最初に考えてほしいのは、いきなり一条工務店さんを候補から外すのではなく、今の担当者と粘り強く交渉し、ルールの中で最大限の自由を引き出す努力をする、ということです。
「え?そんなことできるの?」って思いますよね。
はい、できる可能性があります。
確かに一条ルールは厳しいですが、彼らの設計士さんもプロですから、施主さんの要望を叶えようと、ルールの中で様々な工夫をしてくれる場合があります。
例えば、
- 間仕切り壁を上手に使う:完全に壁で仕切るのではなく、可動間仕切りや建具を工夫して、必要に応じて開放感を出す。
- 窓の種類や高さを変える:大きな窓が無理でも、複数の小さな窓を組み合わせたり、高窓を活用したりして、光の取り込み方や視線の抜けを調整する。
- 屋外空間を有効活用する:広いウッドデッキやテラスを設けて、リビングとの連続性を持たせることで、室内の開放感を補う。
- 収納や造作家具を工夫する:デッドスペースをなくし、効率的な収納計画で、空間を広く見せる。
こんな風に、ルールに縛られつつも、アイデア次第で理想に近づけることは可能なんです。
これって、「ミシュランの星は欲しいけど、アレルギーがあるから食材を変えてほしい」って言われた時に、一流シェフが「うーん、この食材なら、この料理法で最高に美味しくできますよ!」って提案してくれるようなものです。
設計士さんとの密なコミュニケーションが、カギになりますね。
あなたの「こんな家にしたい!」という熱意と具体的なイメージをしっかり伝えることで、彼らも「なんとかしてあげたい」と思ってくれるはずです。
ただ、これには「どこまでなら妥協できるか」という、夫婦でのしっかりとした話し合いが必要不可欠ですよ。
選択肢2:「高性能だけど自由度も高い」他メーカーを探す
もし、一条工務店さんのルール内での模索が難しいと感じるなら、次は「高性能」と「設計の自由度」を両立できる他メーカーに目を向けてみましょう。
今は一条工務店さん以外にも、高気密・高断熱性能に力を入れているハウスメーカーや工務店はたくさんあります。
ただし、一条工務店さんと全く同じレベルの性能を、全く同じ価格帯で、しかも高い自由度で実現できるかというと、それは難しいかもしれません。
性能が高くなれば、一般的に価格も上がりがちです。でも、あなたの理想に近づけるメーカーはきっと見つかりますよ。
いくつか代表的なメーカーを例に挙げますね。
【大手ハウスメーカーの例】
- 積水ハウス、ダイワハウスなど:
特徴:大手ならではの安定した品質、充実したアフターサービス、そして高い設計自由度が魅力です。独自の構法によって、大空間や大開口を実現しやすいメーカーも多いですね。
性能:高気密・高断熱仕様も選べますが、一条工務店さんの「全館空調+高性能」のような、突出した性能が標準ではないことが多いです。ただし、オプションで一条工務店さんに匹敵するレベルまで引き上げることも可能です。
注意点:坪単価は一条工務店さんより高くなる傾向があります。性能を追求すると、さらに費用はかさみます。
- スウェーデンハウス:
特徴:北欧の高い住宅性能基準に基づいており、断熱性・気密性は非常に高いです。木製の窓枠など、独特のデザイン性も魅力で、北欧デザインが好きな方には刺さるでしょう。設計自由度も比較的高いです。
性能:一条工務店さんに負けず劣らずの高断熱・高気密性能を誇ります。木のぬくもりを感じる、快適な室内環境が手に入ります。
注意点:価格帯は高めです。また、デザインも北欧テイストが基本となるため、好みが分かれるかもしれません。
【地域密着型の高気密高断熱工務店の例】
特徴:地元の工務店の中には、一条工務店さんに負けない、あるいはそれ以上の高性能住宅を手がけている会社がたくさんあります。
- 大手ハウスメーカーと比べて、設計の自由度が高く、施主の要望にきめ細かく対応してくれることが多いです。
- 地元の気候風土に合わせた家づくりや、地元の木材を使うなど、地域ならではのこだわりを持った工務店もいます。
性能:工務店によって大きく異なりますが、中には「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」基準をクリアするだけでなく、さらに上の性能を目指しているところも多いです。
注意点:情報の探し方が少し難しいかもしれません。ネットで「●●市 高気密高断熱 工務店」のように検索したり、地域の住宅イベントに足を運んだりして、実際に話を聞いてみることが重要です。
- また、工務店ごとの技術力や保証体制に差があるため、慎重な見極めが必要です。
これらのメーカーや工務店を検討する際は、以下のポイントを比較してみてください。
- 住宅性能(Ua値、C値など):具体的な数値で比較する。
- 設計自由度:あなたの理想の間取りがどこまで実現できるか、プランを複数作ってもらう。
- コスト:本体価格だけでなく、付帯工事費や諸経費、アフターサービス費用まで含めた総額で比較する。
- アフターサービス・保証:長期的な安心感があるか。
僕が伝えたいのは、「性能を追求しつつ、デザインも諦めない」というニーズに応えてくれる選択肢は、確実に存在するという事です。
手間はかかりますが、納得のいく家づくりのためには、情報収集と比較検討は避けて通れない道ですよ。
選択肢3:「ゼロから作る自由」を追求する:建築家と建てる家
「もう、誰かにレールを敷かれるのは嫌だ!自分の理想を100%形にしたい!」
もしあなたがそう思うなら、建築家や設計事務所に依頼して、ゼロから家づくりをするという選択肢も視野に入れてみてください。
これは、例えるなら「自分だけのオリジナルクッキーを作りたいなら、パティシエに相談だよね!」っていう感覚に近いです。
建築家は、特定のハウスメーカーや工務店の規格に縛られることなく、あなたのライフスタイル、趣味、美意識、そして土地の形状や周辺環境に合わせて、唯一無二の住宅を設計してくれます。
「一条ルール」のような制約は基本的にありませんから、開放的な間取り、大きな窓、特徴的な吹き抜け、個性的なデザインなど、あなたの「こうしたい!」を最大限に具現化してくれる可能性が高いです。
建築家と建てる家のメリット
最高の設計自由度:文字通り、設計は無限大です。構造や素材、空間の使い方まで、あなたの思いを形にできます。
プロの視点での提案:あなたが想像もしなかったような、機能的で美しい解決策を提案してくれることがあります。
デザイン性と機能性の両立:見た目の美しさだけでなく、住み心地や使い勝手、光熱費まで考慮した設計をしてくれます。
建築家と建てる家のデメリット
コストが高くなる傾向:設計料(一般的に工事費の10~15%程度)がかかります。また、オーダーメイドの家は、どうしても建材費や工事費が高くなりがちです。
時間と手間がかかる:打ち合わせの回数も増え、設計から完成まで、ハウスメーカーより時間がかかることが多いです。
コミュニケーションが重要:建築家との相性や、あなたの要望を明確に伝える力が非常に重要になります。お互いの信頼関係が、家づくりの成功を左右します。
この選択肢は、時間と予算に余裕があり、何よりも「自分だけのこだわりを追求したい」という方には非常におすすめです。
ただし、その分、施主自身も家づくりに対する知識を深め、積極的に関わっていく覚悟が必要になりますよ。
「失敗した…」とならないために。僕が考えるハウスメーカー選び「3つのコツ」
ここまで読んで、「なるほど、選択肢は色々あるんだな」って思ってもらえたでしょうか。
でもね、選択肢が増える一方で、「結局、どれを選べば失敗しないの?」って、また頭を抱えちゃうかもしれませんね。
大丈夫です。僕が長年培ってきた経験から、後悔しないハウスメーカー選びの「3つのコツ」を伝授します。
これさえ押さえておけば、あなたの家づくりはきっと成功しますよ。
コツ1:「理想の家」を具体的に言語化する(スケッチ、写真、イメージ)
「理想の家」って、頭の中ではフワッとしたイメージがありますよね?
「広々としたLDKで…」「日当たりの良いリビングで…」「おしゃれなキッチンで…」
でもね、これをそのまま設計士さんに伝えても、なかなか伝わりにくいんです。
なぜなら、設計士さんの「広々とした」と、あなたの「広々とした」は、全然違うかもしれないからです。
例えるなら、「美味しいご飯が食べたい」って言ってるお客さんに、シェフが「僕にとっての美味しいご飯」を出すようなもの。
そこで大事なのが、あなたの理想を「具体的に言語化・視覚化」することです。
雑誌やSNSで写真をたくさん集める:「このリビングの雰囲気!」「このキッチンの収納!」など、ピンとくる写真をどんどんスクラップしましょう。InstagramやPinterestは大活躍しますよ。
簡単な間取り図を手書きする:「ここにキッチン」「ここにダイニングテーブル」「この窓から庭が見たい」など、下手でもいいので、自分がどう暮らしたいかを書き出してみる。
「どんな生活がしたいか」を語る:「休日は家族で庭でバーベキューをしたい」「毎朝、淹れたてのコーヒーをLDKの窓辺で飲みたい」など、具体的なライフスタイルを伝える。
これって、スーパーで牛乳買う時に、「牛乳ください」じゃなくて、「低脂肪乳で、できれば北海道産のが欲しいです」って伝えるのと同じです。
具体的に伝えれば伝えるほど、相手も「なるほど、こういうのが好きなんだな!」って理解しやすくなります。
設計士さんは魔法使いじゃないので、あなたの頭の中を覗き見ることはできません。だからこそ、あなたがしっかりと「言葉」や「絵」で伝える努力が必要なんですね。
コツ2:「性能」と「デザイン/自由度」の優先順位を夫婦で決める
これは、家づくりで一番ぶつかりやすい壁かもしれません。
「私は断熱性重視で、光熱費を抑えたい!」
「僕は開放的な吹き抜けのあるリビングで、友達を呼びたい!」
夫婦で意見が食い違うこと、ありますよね。どっちも諦めたくない気持ち、よく分かります。
でもね、残念ながら「完璧な家」は存在しません。予算も土地も、時間も無限じゃないんですから。
だからこそ、「どちらを優先するのか」という、夫婦での共通認識を持つことが、非常に大切になります。
優先順位リストを作る:「絶対譲れないもの」「できれば欲しいもの」「なくてもいいもの」を、それぞれ書き出してみましょう。それを夫婦で見せ合って、すり合わせるんです。
予算との兼ね合いを考える:高性能とデザイン、どちらを追求するにもお金はかかります。予算の上限を決めて、その中でどこまで実現できるかを考える。
将来のライフプランを考える:今だけでなく、10年後、20年後の家族構成や生活の変化も考慮に入れる。「子供が巣立ったらどう使う?」とかですね。
どっちを優先する?最高の箱?それとも最高の絵?
この話し合いは、時にケンカになることもあるかもしれません。でも、それを乗り越えてこそ、夫婦にとって本当に「後悔しない家」が見えてくるんです。
家は、家族が一番長く過ごす場所。だからこそ、お互いの価値観を理解し、尊重し合うことが、何よりも重要なんですよ。
コツ3:「最低3社」は必ず比較検討する(モデルハウス見学、見積もり、OB施主訪問)
「一条工務店さんが気になるけど…」という気持ち、分かります。
でもね、最初から一社に絞り込んじゃうのは、本当にリスクが高いです。
だって、他にどんな良い選択肢があるか、知らないまま決めるって、もったいなくないですか?
僕がおすすめするのは、「最低でも3社」は、しっかりと比較検討することです。
モデルハウス見学:気になるメーカーのモデルハウスには、必ず足を運びましょう。実際に目で見て、触って、五感で感じることで、カタログだけでは分からない情報がたくさん手に入ります。
見積もりとプランの比較:同じ要望を伝えて、複数のメーカーから見積もりとプランを出してもらいましょう。金額だけでなく、どんな設備が含まれているか、どんなデザイン提案をしてくれるか、細かく比較することが重要です。
OB施主訪問(可能であれば):もし機会があれば、実際にそのメーカーで家を建てた先輩施主さんの話を聞いてみましょう。住み心地やアフターサービスの状況、営業担当や設計担当の対応など、リアルな声は非常に参考になります。
これって、スーパーで牛乳買う時だって、3種類くらい見比べたり、レビューをチェックしたりしますよね?
人生で一番高い買い物なのに、それをしないのは、ちょっと無謀だと思いませんか?
複数のメーカーと話すことで、それぞれの強みや弱みが見えてきますし、何より「自分たちに合うのはどこなのか」という感覚が研ぎ澄まされていきます。
そして、複数の会社から提案をもらうことで、価格交渉の際にも有利になることがあります。知っておくと、お得ですよ。
焦らず、じっくりと、あなたのパートナーとなるハウスメーカーを見つけてくださいね。
ぶっちゃけ「一条ルール」は悪なのか?僕が22年見てきた住宅業界の真実
ここまで読んで、一条ルールがどんなものか、そしてどう向き合えばいいか、少しは分かっていただけたかと思います。
でもね、僕が長年この業界を見てきた中で、一つだけ声を大にして言いたいことがあるんです。
それは、「一条ルール」は決して“悪”じゃない、ってことです。
確かに、施主さんの「理想」とぶつかることもあります。
でも、あのルールがあるからこそ、多くの人が安心して「高性能な家」を手に入れられているのも事実なんです。
一条ルールがもたらす「安心感」と「合理性」
先ほども少し触れましたが、一条ルールがあるからこそ、
- 品質が安定する:どの家も、高い性能基準をクリアしています。これって、当たり前のようで、実はすごいことなんですよ。
- コストが抑えられる:規格化されているからこそ、部材の大量生産や効率的な施工が可能になり、結果的に価格にも反映されています。
- 設計ミスが少ない:複雑な家づくりにおいて、ルールがあることで、設計段階での間違いが減り、後々のトラブルのリスクも低減されます。
考えてみてください。世の中には、「自由度が高い」と謳いながら、いざ蓋を開けてみれば、性能はそこそこだったり、施工不良が多かったり、アフターサービスが手薄だったりするメーカーも残念ながら存在します。
そんな中で、一条工務店さんは、高い性能を約束し、その品質を担保するために「一条ルール」という防衛線を張っているわけです。
これって、ある意味、施主さんを守るための「安全装置」だとも言えるんですよね。
選択肢が無限にあると、かえって人は迷ってしまいます。「本当にこれでよかったのかな?」って、後から後悔することだってあるでしょう。
ある程度の制約があるからこそ、「この範囲なら大丈夫」という安心感が生まれる、という側面もあるんです。
「開放的な間取り」が常に正解とは限らない
そしてもう一つ、僕から伝えたいのは、「開放的な間取り」が、必ずしも常に最適とは限らない、ということです。
もちろん、広々としたリビングや吹き抜けは、見た目にも魅力的で、開放感がありますよね。
でも、その裏には、こんなデメリットも潜んでいる可能性があるんです。
冷暖房効率の低下:空間が広くなればなるほど、冷暖房は効きにくくなります。高性能住宅でも、広すぎる空間は光熱費増に繋がることも。
音の問題:吹き抜けがあると、1階の音が2階に響きやすくなったり、家族の声が筒抜けになったりすることも。
プライバシーの欠如:開放的すぎて、家族間のプライバシーが保ちにくいと感じる人もいます。
家具の配置の難しさ:壁が少ないと、家具の配置に困ることもあります。「おしゃれだけど、どこに何を置けばいいの?」ってなることも。
特に、高性能住宅の基本は「箱としての性能」を最大化することです。
つまり、魔法瓶のように外気をシャットアウトし、中の空気を快適に保つこと。
その魔法瓶に、大きな穴(窓)をたくさん開けたり、内部の仕切り(壁)をなくしすぎたりすると、せっかくの性能が十分に発揮されなくなる可能性もあるんです。
デザインのために性能や実用性を犠牲にするのは、本末転倒ではないか、と僕は思います。
だから、一条ルールは「高性能という本質を損なわないための、現実的な制限」なんだと捉えることもできるんですよ。
完璧な家なんて、どこにもありません。
大切なのは、何を優先し、何を妥協できるか。
そして、その選択が、自分たちのライフスタイルに本当に合っているのか、深く考えることなんです。
まとめ: 「後悔しない家づくり」は、あなたの「価値観」で決まる
長くなりましたが、ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。
一条工務店の性能に魅力を感じつつも、「一条ルール」による間取り制限にモヤモヤしていたあなたの気持ち、少しは軽くなりましたか?
結局、何が言いたいかっていうと、「後悔しない家づくり」は、あなたの家族の「価値観」で決まる、ということです。
人生で一番高い買い物である家づくり。
「性能は絶対。でも、あなたの『好き』を諦める必要はない。」
「一条ルールは悪じゃない。ただ、あなたの理想のカタチが、そこにはなかっただけ。」
そう、大切なのは、あなたがどんな家で、どんな風に暮らしたいのか、を明確にすること。
そして、その「理想」と、それぞれのハウスメーカーが提供できる「現実」との間に、どれくらいのギャップがあるのかを知ることです。
そして、そのギャップをどう埋めていくか、夫婦で、そしてプロと一緒に考えていくこと。
僕が22年間、この業界の最前線で見てきたのは、最高の家を建てた人が必ずしも「売上トップ」のメーカーを選んでいるわけではない、ということ。
一番大切なのは、お客様が「あなたから買ってよかった」と言ってくれて、10年後、20年後に「またあなたに相談したい」と戻ってきてくれる、その信頼関係なんです。
このブログが、あなたの「後悔しない家づくり」のための、小さな一歩になれたら、これほど嬉しいことはありません。
あなたの「好き」と「安心」を両立できる道は、必ずありますからね!
焦らず、じっくりと、あなたの理想の家を見つけてください。応援していますよ!

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