「せっかくの漆喰壁が…もう最悪!」
そのコーヒーのシミ、諦めるのはまだ早いよ。
「汚点」を「味」に変える、本当の付き合い方、教えちゃうね。
ねぇ、あなたもさ、漆喰壁に憧れた一人だよね?
「自然素材の家で、家族みんなで気持ち良く暮らしたいな」
「アトピーの子どものためにも、健康的で安心できる空間がいいな」
なんて、夢見て家を建てたり、リフォームしたりしたんじゃないかな。
あの真っ白でサラサラした壁に、心を奪われたの、よーくわかるよ。
僕もね、この業界に20年以上いるけど、漆喰が持つ独特の空気感とか、調湿効果とか、本当に素晴らしい素材だと思ってるんだ。
でもさ、現実は甘くないよね。
特に、小さい子どもが家にいるとさ、いつ何時、何が壁に飛んでくるか、もうヒヤヒヤもんだ。
僕も過去にね、お客様からこんな相談をよく受けたんだ。
「子どもがコップをひっくり返して、コーヒーが漆喰の壁にバーン!って…もう、真っ黒なシミになっちゃって、どうしようもないんです!」
なんて声を聞くたびに、僕も自分のことのように胸が痛くなったもんだよ。
だってさ、想像してみてよ?
やっと手に入れた憧れの漆喰壁に、よりによって一番目立つ場所に、真っ黒なコーヒーのシミ。
ゴシゴシ擦っても、なぜかどんどん広がっていくように見えるし、もう、発狂寸前!って感じだよね。
「これ、もう味じゃなくて、ただの汚点じゃん…」
「せっかくの自然素材が、こんなになっちゃうなんて…」
そんな風に、夜な夜な不安を抱えているあなたのために、今日はね、僕が長年の経験で培った「漆喰壁と上手につきあうための知恵」を全部話そうと思うんだ。
なんで漆喰にシミがつきやすいのかって話から、素人でもできる応急処置、さらには「汚れても目立ちにくい漆喰」とか「自分で直せるメンテナンスキット」の選び方まで、ぶっちゃけトークでいくよ。
そしてね、一番大事なのは、その「シミ」をどう捉えるか、ってこと。
「味」として受け入れられるようになるための、ちょっとした心の持ち方まで、親戚のおじさんとして、損得抜きで語らせてもらうね。
この記事を読み終える頃には、きっとあなたの心の中のモヤモヤが、少しは晴れてるはずだから。
安心して読み進めてみて。
漆喰壁、コーヒーシミで発狂寸前!…って、私も昔はそうだったんだよ
漆喰壁に、コーヒーをぶちまけちゃった…もう最悪!って気持ち、めちゃくちゃよくわかる。
僕もね、新卒でこの業界に入った頃、お客様の家で同じような状況を目の当たりにしたことがあるんだ。
あの時の、お客様の顔色がサッと青ざめる様子は、今でも鮮明に覚えてるよ。
「なんでこんなことになっちゃったんだろう…」
って、自分を責めちゃう気持ちもわかるし、「せっかく頑張って手に入れた夢のマイホームなのに…」って、投資が無駄になったような失望感も大きいよね。
子どもがやっちゃったなら、怒りたくないのに、つい感情的になっちゃう自分にも嫌気がさす…なんてこと、ありませんか?
実はね、漆喰にコーヒーのシミがつくのは、ある意味「自然の摂理」みたいなもんなんだ。
漆喰って、すごく良い素材なんだけど、その良い面が、時には裏目に出ることもあるから、ちょっと解説させてほしい。
なんで漆喰壁にコーヒーのシミがつきやすくて、落ちにくいんだろう?
漆喰の壁ってさ、よーく見ると小さな穴がたくさん開いている、「多孔質(たこうしつ)」っていう構造なんだ。
これはね、漆喰が持つ「呼吸する壁」としての機能の源。湿気を吸ったり吐いたりして、部屋の空気を快適に保ってくれる、素晴らしい能力なんだよね。
でもね、この多孔質っていうのが、シミ問題の大きな原因でもあるんだ。
想像してみて?
スポンジにコーヒーをこぼしたらどうなる?
スーッと染み込んでいっちゃうでしょ?
漆喰もね、まさにあんな感じなんだ。
コーヒーみたいな色の濃い液体が漆喰に触れると、表面の小さな穴から、色素がどんどん奥へ奥へと浸透しちゃうんだよね。
だから、パッと拭き取ろうとしても、もう時すでに遅し。
表面の色素は取れても、奥に入り込んだ色素はなかなか出てきてくれないんだ。
それどころか、焦ってゴシゴシ擦っちゃうと、漆喰の粒子が削れてしまったり、シミがさらに広がっちゃったりすることも少なくない。
これ、僕もお客様の家でよく見てきた光景なんだよね。
【化学的な話】漆喰のアルカリ性がシミを定着させちゃう!?
ちょっと専門的な話になるけど、漆喰の主成分は「消石灰(水酸化カルシウム)」っていうアルカリ性の物質なんだ。
この消石灰が空気中の二酸化炭素とゆっくり反応して、「炭酸カルシウム」っていう固い結晶になることで、漆喰は強くて長持ちする壁になるんだよ。
この反応を「炭酸化」って呼ぶんだけど、この時にできる結晶の間に、たくさんの目に見えないくらいの小さな隙間、つまり「穴」ができるわけ。
これが漆喰の調湿性や消臭性っていう良いところを生み出してくれるんだけど、同時に、コーヒーみたいな酸性のシミは、このアルカリ性の漆喰の表面に、がっちり定着しちゃうことがあるんだ。
「酸性」と「アルカリ性」って、お互いに反応して中和し合う性質があるんだけど、漆喰の表面でコーヒーの色素が化学反応を起こして、さらに強固に結合しちゃうってイメージかな。
だから、普通の洗剤とかじゃなかなか落ちないし、むしろ変なシミ抜き剤を使うと、漆喰の風合いが変わっちゃったり、新たなシミになっちゃったりするリスクもあるんだよね。
正直なところ、「漆喰は汚れに弱い」っていうデメリットは、プロの僕から見ても否定できない部分なんだ。
でもね、だからって漆喰を選ぶことを後悔する必要はまったくないから安心して。
むしろ、その特性を理解した上で、どうやって上手に付き合っていくか、そこが大事なんだ。
次からは、その付き合い方について、もっと具体的に話していくからね。
まずは、コーヒーシミへの心の準備と、漆喰の特性をしっかり理解しておくことから始めよう。
「味」と「汚点」の狭間で…そのモヤモヤ、どうすればいい?
漆喰壁にシミができた時、「味」として受け入れられない気持ち、めちゃくちゃよくわかるよ。
「いやいや、これは味じゃなくて、ただの汚点だから!」って、心の中で叫びたくなるよね。
特にさ、漆喰って「自然素材」とか「本物志向」とか言われて、ちょっと良いもの、高価なものってイメージがあるじゃない?
だからこそ、「こんなに簡単に汚れて台無しになるなんて…」って、失望感も大きいんだ。
これにはね、人間の心理が深く関わってるんだよ。
「完璧主義」からの解放。そのシミはあなたの「損失」?
心理学の世界に「プロスペクト理論」っていう考え方があるんだけど、人はね、利益を得る喜びよりも、損失を回避する心理の方が強く働くんだ。
つまり、せっかく手に入れた美しい漆喰の壁が汚れることって、僕たちにとって「価値の損失」として認識されやすいんだよね。
だから、「せっかくの美しい壁が台無しになる!」って、美意識を刺激されるし、高価なものへの投資が水の泡になるような「経済的な損失」も感じるわけ。
それに、「自分で対処できない」っていう無力感も相まって、より一層、イライラとか、焦りとか、「発狂寸前!」みたいな気持ちになっちゃうんだ。
特にね、子育て中の親御さんだと、「子どもに怒りたくないのに、つい怒ってしまって、自己嫌悪…」みたいな、精神的な負担も大きくなるよね。
僕もね、昔、お客様の家で子どもが壁を汚した時、お母さんがすごく悲しそうな顔で、「本当に申し訳ないです…」って謝ってきたのを見て、「ああ、これは壁だけの問題じゃないんだな」って痛感したことがあるんだ。
そのシミは、単なる物理的な汚れじゃなくて、「理想のライフスタイル」と「現実の制約」の間で揺れ動く、あなたの心の葛藤そのものなんだよね。
「汚点」を「味」に変えるって、ぶっちゃけどういうこと?
正直なところ、できたばかりのシミを見て「味」だなんて思える人は、ほとんどいないんじゃないかな?
「味」って呼べるのはさ、もっと時間が経って、そのシミが「この家で過ごした時間の一部」として、受け入れられるようになった後の感覚だと思うんだ。
突発的なシミは、やっぱり「計画外のダメージ」として認識されがちだよね。
でもね、考え方一つで、この「汚点」が「味」に変わる瞬間が来るんだよ。
たとえばさ、使い込んだジーンズって、新品のピシッとした状態もかっこいいけど、履きこんで色落ちしたり、膝のところが白っぽくなったり、破れて補修した部分とかに、独特の「味」が出るじゃない?
あの「あたり」とか「ヒゲ」って、そのジーンズを穿いた人の生活の歴史そのものだよね。
漆喰のシミもね、まさにそれと同じなんだ。
子どもがコーヒーをこぼした瞬間は最悪だけど、それは「あの子が小さかった頃の、やんちゃな思い出」だったり、「家族みんなで笑いながら過ごした、賑やかな時間の証」だったりするわけ。
誰かに「あれ、シミ?」って言われても、「これね、うちの子が小さい時にね…」なんて、ちょっと嬉しそうに語れるようになったら、もうそれは立派な「味」なんだよ。
僕が長年、お客様の家を見てきて感じるのは、本当に愛着を持って長く住んでいる家って、ピカピカの完璧な状態じゃないことの方が多いんだ。
ちょっとした傷や汚れも含めて、その家の歴史や家族の物語が詰まってる。それこそが、本当の意味での「味」であり、「豊かさ」なんだよね。
だから、すぐに「味」として受け入れられなくても、大丈夫。
まずは、完璧さを求める「完璧主義」の呪縛から、ちょっとだけ自分を解放してあげてほしい。
「まあ、漆喰だし、多少は仕方ないか」って、心の中でつぶやいてみるだけでも、少しは楽になるはずだから。
もちろん、何もせずに放置しろ、って言ってるわけじゃないよ?
できる限りの対処はする。でも、完璧には戻らなくても、それはそれで「いいんだ」って思える心の余裕を持つこと。
ここが、自然素材と上手に共生していくための、一番大事な心のスイッチなんだ。
漆喰のシミ、諦めるのはまだ早い!【応急処置】と【簡単補修】の基本
はい、お待たせしました!
ここからは、実際にシミができちゃった時に、どうすればいいのか、具体的に話していくよ。
もちろん、完璧に元通り!とはいかないまでも、目立たなくしたり、被害を最小限に抑えたりする方法はちゃんとあるから安心してほしい。
まずは、僕が長年見てきた中で、「これはやっちゃダメ!」「これはすぐにやった方がいい!」っていうことを、ズバリ教えちゃいます。
「シミがついちゃった!」その瞬間、焦らずコレをやって!【応急処置】
コーヒーをぶちまけちゃった瞬間って、もうパニックだよね。
でも、その一瞬が、シミの広がりを食い止める大事な勝負どころなんだ。
**絶対やってはいけないこと!**
- ゴシゴシ擦る:これは本当にダメ!漆喰の粒子が削れちゃうし、シミがさらに奥に広がっちゃうだけだから。
- 漂白剤や強力な洗剤を使う:漆喰の成分と反応して、色が変わっちゃったり、別のシミになっちゃう可能性が高い。絶対避けて!
**じゃあ、どうするの?**
はい、ここからが重要だよ。
-
**まずは「吸い取る」こと最優先!**
乾いた布やティッシュ、キッチンペーパーなんかを、シミの上から「軽く押さえるように」当てて、液体を吸い取ってあげて。決して擦らないでね。ポンポンと叩くように。ティッシュを重ねて、その上から本とか重しを置いて、しばらく放置するのも効果的だよ。 -
**デンプンを塗って吸着!**
これ、実は結構使える裏ワザなんだ。片栗粉とか小麦粉でもいいんだけど、粉をシミの上に直接パラパラってかけて、しばらく放置するんだ。粉がコーヒーの色素を吸い取ってくれることがあるんだよね。完全に乾いたら、ブラシとかで優しく払い落としてみて。 -
**石灰水を試してみる(自己責任で!)**
これはちょっと上級者向けで、目立たない場所で試してからにしてほしいんだけど、漆喰と同じアルカリ性の石灰水(水に消石灰を少し溶かしたもの)を、薄く塗って中和させる方法もあるんだ。でも、これ、自分でやるのはハードルが高いから、まずは業者さんに相談するのが安心かな。
特に、コーヒーやジュースみたいな酸性のシミは、早く中和して吸着させることが大事なんだ。
時間が経てば経つほど、色素が奥まで浸透しちゃうから、とにかく「早く、優しく、吸い取る」これだけ覚えておいてほしい。
「小さなシミなら自分で直せる!」素人でもできる【簡単補修】キットって?
応急処置でダメだった場合や、時間が経ってしまったシミには、やっぱり補修が必要になるよね。
「自分でできるのかな…」って不安になる気持ち、わかるよ。
でもね、最近は素人さんでも結構簡単に使える「漆喰補修材」のDIYキットが出てるんだ。
僕がお客様にもおすすめしてきたのは、主にこういうタイプのものだよ。
-
**練り状のチューブタイプ漆喰**
これが一番お手軽かな。歯磨き粉みたいなチューブに入っていて、開けたらすぐに使える練り済みの漆喰なんだ。小さな穴埋めとか、ちょっとしたシミの上から薄く塗って目立たなくするのに向いているよ。- **選び方のポイント:** 白の色味が、今の壁と合うかどうかが大事。できれば、少し乾燥させた時の色見本なんかがあるといいね。
- **注意点:** 厚く塗りすぎると、そこだけボコッと浮いちゃって、かえって目立つことがあるから、薄く、周りの壁と馴染むように塗るのがコツ。
-
**粉末タイプを混ぜて使う漆喰(小分けパック)**
こちらは、自分で水と混ぜて練るタイプ。ちょっと手間はかかるけど、チューブタイプよりは広い範囲の補修に向いているし、漆喰本来の風合いが出やすいものも多いかな。- **選び方のポイント:** 混ぜる水の量で硬さを調整できるから、初めてでも扱いやすい説明書がついてるものを選ぶといいよ。
- **注意点:** 練りすぎるとダマになったり、逆にゆるすぎたりするから、最初は少なめの水で様子を見ながら混ぜてみて。
**補修のコツを伝授!**
- **目立たない場所で試し塗り!**
いきなりシミの部分に塗っちゃうのは危険だよ。余った漆喰材とか、押し入れの中の壁とか、目立たない場所で一度試し塗りをして、乾燥後の色味や質感を確認してから本番に挑んでほしい。 - **薄く、少しずつ、重ね塗り!**
一度に厚く塗ると、乾いた時にひび割れたり、周りと色が馴染まなかったりすることがあるんだ。だから、最初は薄く塗って、乾燥したらまた薄く塗る、って感じで、少しずつ重ねていくのが成功の秘訣だよ。 - **周りの壁との「ぼかし」が命!**
補修した部分が、いかにも「直しました!」って感じにならないように、周りの漆喰と色や質感をぼかしてあげるのが大事。塗った端っこを、少し湿らせた布とかで優しく叩いてあげると、自然な仕上がりになることがあるよ。
正直な話、プロの左官職人さんのようにはいかないかもしれない。
でもね、小さなシミなら、自分で頑張って直した方が、達成感も違うし、「自分の手で家を育ててる」って実感も湧くはずだよ。
「いや、もうプロに任せたい!」って思ったら、もちろんそれはそれで正解だからね。
自分の心の負担にならない選択をするのが、一番大事だから。
ぶっちゃけ、汚れても目立ちにくい漆喰ってあるの?プロが教える【汚れに強い漆喰】選びのコツ
「次、もし塗り替えるなら、もう少し汚れに強い漆喰がいいなぁ…」
って、考えてる人もいるんじゃないかな?
わかるわかる。せっかく漆喰にするなら、見た目だけじゃなく、もう少し実用的な部分も欲しいもんね。
結論から言うとね、**完全に汚れがつかない漆喰っていうのは、残念ながらない**んだ。
でも、**「汚れがつきにくく、目立ちにくい、そして落としやすい」**っていう、高機能な漆喰は、ちゃんと開発されてるよ。
僕もね、この20年の間に、いろんなメーカーさんの漆喰を見てきたけど、最近は本当に進化してるんだ。
特に、子育て世帯やペットを飼ってるお家なんかには、こういう機能性漆喰を検討するのもアリだと思うんだよね。
「撥水性」と「防汚性」がカギ!機能性漆喰の種類と特徴
機能性漆喰っていうのは、漆喰本来の調湿性や消臭性といった良いところは残しつつ、表面に特殊な加工を施して、汚れにくくしてあるものなんだ。
主な特徴は、この二つ。
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**撥水性漆喰(はっすいせいしっくい)**
「水を弾く漆喰」ってことだね。表面にフッ素系の撥水加工がしてあったり、特殊な成分が混ぜてあったりして、水滴が壁に染み込むのを防いでくれるんだ。- **メリット:** コーヒーやジュースみたいな液体の汚れが、サッと拭き取れる可能性が高まる。完全に染み込む前に、表面で水玉になってくれるイメージ。
- **デメリット:** 漆喰本来の「呼吸する」能力が、多少なりとも落ちることがある。完全に撥水しちゃうと、調湿効果は期待できないから、バランスが大事。
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**防汚性漆喰(ぼうおせいしっくい)**
こちらは、「汚れがつきにくい」っていう特性を持った漆喰。表面に汚れが吸着しにくい加工がしてあったり、帯電防止効果があったりするものもあるんだ。- **メリット:** ホコリや手垢なんかがつきにくくなるから、日常的なお手入れが楽になる。
- **デメリット:** 液体に対する効果は、撥水性漆喰ほどではないかもしれない。
最近だとね、この「撥水性」と「防汚性」の両方を兼ね備えたハイブリッドな漆喰も増えてきてるから、もし将来的に塗り替えを考えているなら、ぜひメーカーのカタログとか、ショールームで実物を見てみることをおすすめするよ。
「この漆喰、コーヒーをこぼしたらどうなりますか?」なんて、遠慮なく聞いてみたらいい。
僕なら、実際に水を垂らしたりして見せてあげるけどね。(笑)
汚れやすい場所には【部分的に保護材】を塗るのもアリだよ
あとね、もし今ある漆喰壁を大事にしたいんだけど、特に汚れが心配な場所があるなら、**「部分的に透明な保護材を塗る」**っていうのも、一つの手だよ。
例えば、ダイニングテーブルの周りとか、子どもが遊ぶリビングの一角とかね。
もちろん、これも漆喰の「呼吸」を多少は妨げちゃうんだけど、全面に塗るわけじゃないから、影響は最小限に抑えられるはず。
選ぶなら、**「漆喰の呼吸を妨げない」って明記されてる、専用の保護材**を選ぶようにしてほしい。
これも、色味が変わっちゃったり、テカテカしちゃったりするものもあるから、必ず目立たない場所で試し塗りをしてからにしてね。
僕の経験上、こういう保護材は、完全にシミを防ぐわけじゃないけど、液体の汚れが染み込むまでの時間を稼いでくれるから、その間にサッと拭き取れる可能性が高まるんだ。
子どもがジュースをぶちまけても、すぐに気づけばセーフ!みたいなね。(笑)
まあ、完璧なものなんてないのが、自然素材の良いところでもあるんだけどさ。
でも、現代の技術で、少しでもストレスを減らせるなら、それも賢い選択だと僕は思うよ。
家ってさ、一生の買い物でしょ?
だからこそ、憧れだけで選ぶんじゃなくて、現実的な生活もちゃんと見据えた上で、最善の選択をしてほしいんだ。
それが、長く愛せる家との出会いに繋がるからね。
「これだけは知っておいて!」DIY補修キット選びの【落とし穴と本音レビュー】
さて、さっき漆喰のDIY補修キットの話をしたけど、正直なところ、自分でやってみて「あれ?なんか違うぞ?」ってなっちゃうこと、結構あるんだよね。
僕も昔、お客様に「これ、自分で直したんですけど、なんかここだけ色が浮いちゃって…」って言われて、見に行ったら、ああ、やっちゃったね…ってケース、何回も見てきたから。
だからね、ここでは補修キットを選ぶ時の「落とし穴」と、僕なりの「本音レビュー」を、こっそり教えちゃいます。
もちろん、これはあくまで僕個人の意見であり、僕がこれまで見てきた経験からのアドバイスだから、参考程度に聞いてほしいんだけど。
【落とし穴その1】「白い漆喰」は一種類じゃない!色合わせの難しさ
「白い漆喰」って一言で言ってもさ、実は色味が微妙に違うんだよね。
生成りっぽい白もあれば、青みがかった白、アイボリーっぽい白、メーカーによって全然違う。
それに、経年で焼けて、買った時より黄ばんできてる壁も多いから、新しく塗る補修材と元々の壁の色が合わない、っていうのが一番多い失敗パターンなんだ。
**僕の本音レビュー:**
「正直、完璧に色を合わせるのはプロでも難しい。」
これは、もう諦め半分で取り組むしかないって思ってほしい。
「なんとなく馴染めばOK!」くらいの気持ちでいないと、精神的に疲れちゃうからね。
だから、もしメーカーがわかるなら、同じメーカーの補修材を選ぶのが、まだ失敗は少ないかな。
でも、それでも完全に同じ色にはならない可能性が高い、ってことは頭に入れておいてほしい。
【落とし穴その2】「簡単」って書いてあるけど、実はコテ使いが難しい
DIYキットには「コテ要らず!ヘラで簡単に塗れます!」なんて書いてあるものも多いよね。
確かに、ちょっとした部分を塗るだけなら、ヘラや指でもいける。
でも、いざやってみると、
「あれ?なんかボコボコになっちゃう…」
「周りの漆喰の質感と全然違う…」
なんてことになりがち。
特に、漆喰独特の「ムラ感」とか「温かい風合い」を出すのって、結構職人技が必要なんだよね。
**僕の本音レビュー:**
「『簡単』のハードルは人それぞれ。思ったより難しいって思うかもね。」
「コテ要らず」って言われても、結局、平らに均す道具(例えば幅広のパテベラとか)は必要になるよ。
あと、大事なのは「手触り」を意識すること。
塗った部分が乾いた時に、周りの壁と同じようなサラサラした手触りになるか、ザラザラしないか、っていうのも、仕上がりの自然さを左右するポイントなんだ。
だから、小さなシミなら、あえて指でポンポンと叩くように馴染ませて、周りの質感に近づける、くらいのラフさが逆にいい結果を生むこともあるんだよね。
【落とし穴その3】安易なDIYが、かえって状況を悪化させるリスク
これはね、僕が一番心配してることなんだけど、
「自分でできるなら…」って、間違った方法で補修しちゃって、逆にシミを広げちゃったり、壁を傷つけちゃったりするケースがあるんだ。
特に、漂白剤とか、強力な酸性の洗剤とかを使っちゃうと、漆喰のアルカリ成分と反応して、とんでもないことになっちゃう可能性もある。
**僕の本音レビュー:**
「無理だと思ったら、すぐにプロに頼む勇気も必要だよ。」
確かに、業者に頼むと費用はかかる。
でも、自分で悪化させて、結局プロに高額な修理費を払う羽目になるよりは、最初からプロに相談した方が、結果的に安く済むこともあるんだよね。
僕が伝えたいのは、「自分でできること」と「プロに任せるべきこと」の線引きを、ちゃんと持っておくのが大事ってこと。
小さなシミならチャレンジしてみる。でも、範囲が広いとか、シミが深そうなら、迷わず専門家に相談する。
それが、長く漆喰の壁と上手に付き合っていくための、賢い選択だと僕は思うんだ。
だって、家は人生で一番高い買い物だもん。安易な選択で後悔してほしくないからね。
漆喰は「育てる」もの。シミを「味」に変える心の余裕の作り方
ここまで、漆喰のシミ対策について色々話してきたけど、結局のところ、漆喰と上手に付き合っていく上で一番大事なのは、「心の持ち方」なんだ、って僕は思うんだよね。
だってさ、どんなに高機能な漆喰を選んでも、どんなに完璧に補修したとしても、生活していれば必ず何かは起こるものだから。
子どもが育っていく中で、壁に全く傷一つつけずに暮らすなんて、正直、不可能に近いよね。
むしろ、そんな家は、そこに「生活」がない証拠みたいで、僕はちょっと寂しく感じちゃうくらいだ。
だからね、これからは「完璧な壁」を目指すんじゃなくて、「物語のある壁」を育てる、って視点を持ってみない?
「不完全性の美学」って知ってる?シミは「ジーンズのアタリ」だよ
日本には昔から「わび・さび」っていう独特の美意識があるの、知ってるかな?
これはね、完璧でないもの、簡素なもの、そして時間の経過によって変化していくものの中にこそ、真の美しさや豊かさを見出す、っていう考え方なんだ。
新品のピカピカなものも美しいけど、使い込まれて味わいが出たものに、もっと深みを感じるってこと。
漆喰の壁にできたシミもね、まさにそれと同じなんだよ。
さっきも話したけど、履きこんだジーンズの「あたり」とか「ヒゲ」って、新品にはない、その人だけの物語と深みを加えてくれるじゃない?
シミ一つない漆喰壁も綺麗だけど、そこにできたシミは、あなたの家が過ごしてきた時間、家族の思い出、そして何より「そこで確かに生きてきた証」なんだ。
それは、もう「汚点」なんかじゃない。
「このシミはね、うちの子が初めてコーヒーをこぼした時の記念なんだよ」
「ああ、この線は、あの時家族で大笑いしながらやったDIYの時に、ちょっとペンキが飛んじゃったやつだ」
なんて、後々、家族の歴史を語る時の「語り部」になってくれる、かけがえのない「味」なんだよ。
そう考えてみると、少しは心が楽にならないかな?
「完璧さ」より「愛着」を育む。家族みんなで「壁の物語」を慈しむ
僕が長年この仕事をしてきて、本当に「この家、いいな」って感じるのは、住んでいる人が、その家に心から愛着を持っている家なんだよね。
多少の汚れや傷があっても、「これも味だよね」って笑って話せる家族がいる家。
もちろん、無理して「味だ」って思い込もうとする必要は全然ない。
でも、もしあなたが漆喰の壁を選んだ理由が、「自然素材の温かさ」とか「家族が心地よく暮らせる空間」だとしたら、その「温かさ」や「心地よさ」の中に、ちょっとくらいの「不完全さ」を許容する心の余裕も含まれてるんじゃないかな、って思うんだ。
海外の古い家とか見てるとさ、壁の漆喰が剥がれてたり、ちょっと色が変わってたりするけど、それがまた「歴史」とか「風情」として、めちゃくちゃカッコいいでしょ?
彼らは、家を「完璧に保つもの」じゃなくて、「家族の物語を刻むキャンバス」として、もっと大らかに捉えていることが多いんだ。
だから、あなたもね、ぜひ家族会議で、「漆喰の壁は、家族の成長記録だね」って話してみてほしい。
子どもが壁を汚しちゃっても、「あら、また新しい物語が刻まれちゃったねぇ」って、少しユーモラスに捉えられるようになったら、もうあなたは「漆喰マスター」だよ!
それはきっと、あなたの家が単なる「箱」じゃなくて、家族みんなの「大切な居場所」として、もっともっと輝き始める瞬間なんだ。
そうやって、時間をかけて、家族みんなで漆喰の壁を「育てていく」こと。
これこそが、自然素材を選んだあなたが、本当に手に入れたかった「豊かな暮らし」なんじゃないかな、って僕は思うんだ。
完璧なものに価値を見出す時代から、不完全さの中に物語を見出す時代へ。
その変化を、あなたの漆喰壁が教えてくれているのかもしれないね。
「あなたから買ってよかった」10年後も言われる秘訣は、この『ホンネ』にある
僕がね、新卒でこの住宅・不動産業界に入ってから、もう22年が経つんだ。
好景気で家が飛ぶように売れた時代も経験したし、リーマンショックで、お客様のローン審査が次々と通らなくなって、僕自身も苦しい思いをした氷河期も見てきた。
延べ1,000組以上のお客様の家探しに携わってきたけど、僕の自慢は「売上トップ」を取ったことじゃないんだ。
僕の本当に誇りに思っていることはね、
「あなたから買ってよかった」って言われ、10年後にリフォームや住み替えの相談で、また僕を頼ってきてくれるお客様の数が、社内で一番多いことなんだ。
なんで僕がそんな風に言ってもらえるのかって?
それはね、僕が「売って終わり」の営業じゃなかったからだと思うんだ。
もちろん、会社員だった頃はノルマもあったし、会社の利益も考えなきゃいけなかった。
でもね、僕はいつも、お客様が契約書にハンコを押した瞬間をゴールだとは思ってなかったんだ。
そこから何十年も続く、お客様の生活が本当に幸せであって初めて、「良い仕事をした」って言えるはずだって、ずっと思ってた。
だから、僕は常に「お客様にとってのリスク」を先に伝えることを心がけてきたんだ。
「この物件は、ここにデメリットがあります」
「今の予算だと、正直、このエリアで希望通りの家を探すのは厳しいです」
なんて、耳の痛い話も、愛を持ってズバッと言ってきたんだよね。
だってさ、営業トークの裏側には、お客様には見えない真実や、プロしか知らない落とし穴が山ほどあるんだ。
僕は、そういう部分を隠さずに、すべて正直に話してきたつもりだよ。
漆喰の壁だってそうだ。
「自然素材で気持ちいいですよ!」「調湿効果も抜群です!」って、良いことばかり伝えるのは簡単だよ。
でも、僕はそれに加えて、「でも、シミはつきやすいですよ」「メンテナンスは大変かもしれません」って、ちゃんとデメリットも伝えてきた。
だって、それがお客様にとって、本当に後悔しない選択をするために必要な情報だから。
お客様の不安な表情が、鍵をお渡しする日に、最高の笑顔に変わる瞬間。
そして、何年か経って、「あの時、あなたの言うこと聞いてよかったよ」って言ってもらえること。
それこそが、僕の仕事の原動力であり、この22年間、この業界でやってこれた理由なんだ。
このブログで、僕が語ってきた漆喰の話も、補修の話も、そして「味」として受け入れる心の持ち方の話も。
全ては、あなたが安心して「人生の拠点」を選び、そこで長く幸せに暮らしていくための、僕なりの応援メッセージなんだ。
ネット上には、いろんな情報が溢れてるけど、この「一個人が本気で調べて、本気で体験してきた記録」が、少しでもあなたの役に立てたら、僕としてはこんなに嬉しいことはないよ。
どうか、あなたの家が、家族みんなにとって、最高の「物語」を紡ぐ場所になりますように。
まとめ:漆喰壁のシミ問題、今日からあなたはもう大丈夫!
さて、漆喰壁のシミ問題、ちょっとは気持ちが楽になったかな?
今日、ここでおじさんが伝えたかったこと、これだけは覚えておいてほしいんだ。
-
漆喰は「多孔質」だからシミがつきやすい。
コーヒーをぶちまけたら、まずは**「擦らずに優しく吸い取る」**のが鉄則だよ。時間が勝負! -
小さなシミならDIY補修キットも使える。
でも、**色合わせやコテ使いは「完璧」を目指さない**こと。最初は目立たない場所で試し塗りをするのが賢いやり方だよ。 -
「汚れに強い漆喰」もある。
撥水性や防汚性を高めた機能性漆喰は、将来のリフォームの選択肢として検討してみて。汚れやすい場所だけ部分的に保護材を塗るのもアリだね。 -
一番大事なのは「心の余裕」だよ。
シミは「汚点」じゃなくて、家族の「物語」が刻まれた「味」。完璧じゃないからこそ、愛着が湧く。その不完全さを慈しむ心が、漆喰との最高の付き合い方なんだ。
僕がずっとお客様に伝えてきたのは、家は「買う」ものじゃなくて、「育てる」ものだってこと。
漆喰の壁も同じなんだ。
子どもが大きくなるにつれて、壁にいろんな「物語」が刻まれていくかもしれない。
それは、あなたと家族が共に生きてきた、かけがえのない証なんだから、どうかその「味」を慈しんでほしいんだ。
もし、また何か壁のことで困ったことがあったら、いつでも思い出してね。
親戚のおじさんとして、いつでもあなたの駆け込み寺になりたいと思っているから。
今日から、あなたの漆喰壁が、もっともっと愛おしい存在になりますように!

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