「水道代、タダって聞くと、なんか夢みたいですよね。
でも、その『タダ』の裏に、見えない健康リスクや、
あなたの財産が傷つく可能性が潜んでるって知ってました?」
こんにちは、不動産歴20年の親戚のおじさんです。今日も、あなたの大切な「人生の拠点」選びで、後悔しないための話をしようかなと思ってね。
「田舎に家を買ったんだけど、井戸水が出るんだよ!水道代がタダになるから、超ラッキー!」
最近、こんな風に嬉しそうに話してくれるお客様が何組かいたんだよね。うんうん、その気持ち、よーくわかる。僕も昔は「タダって最高じゃん!」って単純に喜んでた口だからね。
でもさ、僕もこの業界で長年色んなお客様を見てきて、一つの結論にたどり着いたんだ。
「タダより高いものはない」ってこと。
いやいや、別に井戸水が全部ダメだ、って言ってるわけじゃないよ。誤解しないでね。
ただ、その「タダ」の裏側にある、ちょっと耳の痛い真実を、みんな知らないまま進んでしまうと、後で大変なことになっちゃうケースを、僕は山ほど見てきたんだ。
例えば、
- 「なんか最近、家族でお腹の調子が悪いんだよね…」
- 「白いYシャツがいつの間にか黄ばんでて、漂白しても落ちないんだよ…」
- 「買って数年のエコキュートが、もう壊れちゃったんだけど、まさか井戸水のせい?」
なんて声を聞くと、僕も胸が痛むんだよね。
もしかしたら、あなたも今、同じような不安を感じていたり、「本当に井戸水って使い続けて大丈夫なのかな?」って、夜な夜なネットで調べてたりするんじゃないかな?
大丈夫。僕が、あなたに損得抜きで、井戸水のメリットとデメリット、そして「後悔しないための賢い選択」について、包み隠さず話していくからね。
この記事を読めば、あなたはきっと、井戸水との付き合い方を冷静に判断できるようになるはずだよ。
さあ、一緒に「タダ」の誘惑の裏側を覗いてみようか。
井戸水生活、本当に「お得」だと思ってる?知らないとヤバい『3つの落とし穴』
井戸水って聞くと、なんか自然豊かで、エコで、しかも水道代タダ!って、すごく良いイメージがあるよね。
僕もそう思う。自然の恵みだし、災害の時には頼りになるし、日本の文化にも根付いてるものだからね。
でもさ、現代の生活の中で、その「井戸水」とどう向き合っていくか、ってすごく大事なことなんだ。
僕が見てきた中で、「水道代がタダで喜んでたけど、後で痛い目に遭った…」ってお客様に共通してた『3つの落とし穴』があるんだよ。
落とし穴1:見えない恐怖?「ピロリ菌」と健康リスク
「まさか、ウチの水にそんなものが…?」
お客様からよく聞く言葉なんだ。井戸水って、地下水だから、すごくキレイなイメージがあるでしょ?
でも、残念ながら、そうとは限らないんだよ。
日本って、水道水に関しては世界一って言われるくらい厳しい水質基準(51項目もあるんだ!)があるから、蛇口から出る水は安心して飲めるようになってるよね。
でも、個人が使う井戸水には、この水道法の適用義務がないんだ。つまり、水質管理は全て「自己責任」ってこと。
じゃあ、井戸水にどんなリスクがあるかというと、特に注意したいのが「細菌類」と「有害物質」。
知らないと怖い「ピロリ菌」の話
最近、健康診断で「ピロリ菌検査」ってよく聞くでしょ?
このヘリコバクター・ピロリ菌、胃炎や胃潰瘍、ひどい場合は胃がんのリスクを高めることが知られているんだ。
「え、それってストレスとか食生活とかでしょ?」
って思う人もいるかもしれないけど、実は主な感染経路の一つに「不衛生な水」が挙げられてるんだよ。特に井戸水を使ってる地域だと、感染率が高いって研究結果も出てるくらい。
僕のお客様でもね、夫婦で井戸水を使ってるご家庭があったんだけど、奥さんがずっと胃の調子が悪くて、病院で検査したらピロリ菌が見つかった、って話があったんだ。
「先生に聞いたら、井戸水が原因の可能性もあるって言われて…まさか、水道代をケチったことで、こんなことになるとは思ってもみませんでした。」
って、涙ながらに話してくれた時は、僕も本当に苦しかったよ。
考えてみてほしいんだけどさ、水道代が月に数千円浮いたとしても、それが原因で治療費に何万円、何十万円とかかることになったら…。
「タダ」の代償が「健康」と「医療費」になるって、本末転倒じゃない?
もちろん、全ての井戸水にピロリ菌がいるわけじゃないし、他の細菌やウイルスも心配されるところだけど、目に見えないからこそ、そのリスクはきちんと知っておかないといけないよね。
落とし穴2:洗濯物が「黄ばむ」理由。鉄分があなたの衣類を汚す!
「白いタオルが、いつの間にか茶色っぽくなってるんだけど、これって何で?」
「お気に入りの白いTシャツが、なんか全体的にくすんでる気がするんだよね…」
こんな経験、井戸水を使ってる人なら「あるある!」って思った人もいるんじゃないかな。
その原因、もしかしたら井戸水に含まれる「鉄分」かもしれないよ。
井戸水と「赤水」のメカニズム
地下水ってさ、地層の中をゆっくり流れてくるから、その途中で土壌に含まれる色々な成分を溶かし込むんだよね。
その中に「鉄分」が多く含まれていると、井戸から汲み上げた水が、空気中の酸素に触れることで酸化しちゃうんだ。
酸化するとどうなるか?
鉄が錆びるのと同じで、水が「赤褐色」に変色するんだよ。これを「赤水」って呼んだりもするんだけどさ。
この赤水、見た目も悪いけど、もっと困るのは、洗濯物なんだ。
特に白い衣類を洗うと、この鉄分が繊維に付着して、洗い上がりが全体的に黄ばんだり、茶色っぽく変色したりするんだよ。漂白剤を使っても、なかなか落ちないことが多いんだ。
僕の奥さんなんて、新しい白い服を買うたびに「これ、黄ばまないかしら…」って心配してるからね。お客様の家で、洗濯物の黄ばみに悩んでる話を聞くと、「あぁ、うちも同じだ…」って、つい共感しちゃうんだ。
洗濯物だけじゃないんだよ。
- お風呂の浴槽:毎日使ってると、底や側面が茶色く着色してくる。
- トイレの便器:水が溜まる部分が、いつの間にか赤茶色に。
- 食器洗い機の中:プラスチック部分やパッキンに色がつくことも。
- 給湯器や配管:鉄分が沈着して、詰まりや劣化の原因になることも少なくない。
「節約のために井戸水にしたのに、白い服は買えなくなったし、洗濯もストレス溜まるし、お風呂掃除も大変だし…」
こんな風に、日々の生活の質が落ちてしまうって、結構つらいことだよね。
これって、目に見えないけど、けっこう大きな「隠れたコスト」だと思うんだ。
落とし穴3:高額な家電が「故障」?!エコキュートが悲鳴をあげるワケ
「エコキュート、買ってまだ5年なのに、もう調子が悪くて…修理代がバカにならないんだよ」
これもね、井戸水を使ってらっしゃるお客様からよく聞く話なんだ。
エコキュートって、深夜の安い電気でお湯を沸かして貯めておく、省エネ家電の代表格だよね。初期費用はそこそこかかるけど、ランニングコストが安いから、導入するご家庭が増えてる。
でもさ、このエコキュートと井戸水の相性、実はあんまり良くないって知ってた?
井戸水がエコキュートの寿命を縮める?
井戸水って、さっき話した鉄分以外にも、「硬度」が高いことが多いんだ。「硬度」ってのは、水の中に含まれるカルシウムやマグネシウムの量のことで、これが高いと「硬水」って呼ばれる。
この硬水や、鉄分・マンガンなどの不純物が多い井戸水をエコキュートで使うと、どうなるかというと…
熱交換器や配管の内部に、「スケール(水垢)」がこびりつきやすくなるんだ。
水道水でも多少はスケールが付くけど、井戸水だとそのスピードが段違い。
このスケールがどんどん溜まっていくと、
- 熱効率が落ちる:お湯がなかなか沸かなくなって、電気代がかさむ。
- 配管が詰まる:お湯が出なくなったり、変な音がしたりする。
- 故障の原因になる:部品が劣化したり、ポンプに負担がかかったりして、最終的には「故障」につながる。
「まさか、メーカー保証が使えないなんて…」
そうなんだ。多くのエコキュートメーカーは、井戸水や地下水での使用を推奨していないし、保証規定にも「不適切な水質での使用による故障は保証対象外」と明記されているケースがほとんどなんだ。
つまり、せっかく数10万円も出して買ったエコキュートが、保証期間内なのに修理費全額自己負担、ひどい場合は買い替え、なんてことになりかねないんだよ。
「水道代の節約」のために井戸水を選んだはずなのに、数年後に何十万円もの修理代や買い替え費用が発生するなんて…これじゃあ、「節約」じゃなくて「高額出費」になっちゃうよね。
エコキュート以外にも、食洗機や洗濯機、給湯器といった水を使う家電製品も、井戸水の水質によっては寿命が短くなったり、故障しやすくなったりする可能性があるから、注意が必要なんだ。
水質検査、めんどくさい?いや、それが「命綱」だよ!
ここまで井戸水の怖い話をしてきたけど、決してあなたを脅したいわけじゃないんだ。
「知らないこと」が一番怖いから、まずは「知ること」が大事だってことを伝えたかったんだよ。
じゃあ、どうすればいいか?
それが、「水質検査」なんだ。
「えー、めんどくさそう…」「お金かかるんでしょ?」って思う気持ち、わかるよ。
でもね、自分の家の井戸水がどんな水なのかを知ることは、あなたの健康を守る上で、本当に「命綱」になるんだから。
どんな検査があるの?「プロの目」でチェックすべき項目
水質検査って言っても、色々な項目があるんだ。全部やる必要はないけど、最低限ここだけは、ってのがある。
- 一般細菌・大腸菌:これはもう基本中の基本。もし検出されたら、飲用には絶対に使っちゃダメ!下水や動物のフンなどが混入してる可能性があるからね。
- ピロリ菌:さっき話した、胃の健康に関わる菌。検査機関によってはオプションになる場合もあるから、必ず確認してほしい。
- 硝酸態窒素・亜硝酸態窒素:これは肥料とか、生活排水が地下水に染み込んだ時に増える物質。赤ちゃんに影響が出ることがあるから、特に注意が必要。
- 鉄・マンガン:洗濯物の黄ばみや設備の故障に関わる項目。見た目の変色や、機器の不調があるなら必ずチェック。
- 硬度(カルシウム・マグネシウム):エコキュートや給湯器のスケール付着に関わる。数値が高いほど「硬水」で、家電への負担が大きい。
- PH(水素イオン濃度):水の酸性・アルカリ性を示す値。極端に酸性・アルカリ性に偏ると、配管の腐食などを招くことも。
- 濁度・色度・臭気:これは見た目や匂いでわかることだけど、プロの検査では数値で客観的に判断してくれる。
これらの項目を、どこで検査してもらうかというと、
- 保健所:自治体によっては、簡易的な検査を無料でやってくれるところもあるけど、項目が少なかったり、飲用目的ではない場合が多いから確認が必要。
- 専門の検査機関:水質検査を専門にしている会社。ここが一番信頼できるし、必要な項目をしっかり検査してくれる。費用は項目数によるけど、だいたい数万円くらいからかな。
「え、数万円もするの?」って思うかもしれないけど、考えてみて。
あなたの健康や、何十万円もする家電を守るための「安心料」だと思えば、決して高い買い物じゃないはずだよ。
検査結果の見方と、そこから分かる「あなたの井戸水レベル」
検査結果が手元に届いたら、まずは各項目の数値が「飲料水水質基準」を満たしているかを確認してほしい。
検査機関によっては、基準値と比較してわかりやすく表示してくれたり、コメントを添えてくれたりするんだけど、もし「この項目が基準値を超えています」なんて書かれていたら…
それは、「飲用には適さない」ってことだからね。決して無理して飲まないでほしい。
僕のお客様でね、水質検査をしたら鉄分が基準値の何倍も高かった、って人がいたんだ。
「そりゃ、洗濯物も黄ばむわけだよね…でも、原因がわかってスッキリしたよ。これで安心して対策が考えられる!」
って、ちょっと安心した顔で話してくれたんだ。
もし、細菌類が検出されたり、有害物質の数値が高かったりした場合は、飲用はもちろん、お風呂や洗濯といった生活用水として使うのも、ちょっと立ち止まって考えた方がいい。
なぜなら、目に見えない菌や物質は、皮膚からも吸収される可能性があるからなんだ。
検査結果は、あなたの家の井戸水が「どんなレベル」なのかを教えてくれる、大切な情報源。これを無視して、ただ「タダだから」って使い続けるのは、ちょっと無謀な話だよ。
井戸水を「使い続ける」か、「上水道に切り替える」か?冷静な比較が後悔をなくす!
水質検査の結果を見て、「このまま井戸水を使い続けても大丈夫そうだな」って安心できる人もいれば、「やっぱりこの水じゃ不安だ…」って、悩みが深まる人もいると思う。
ここからは、その二つの道、つまり「井戸水と上手に付き合い続ける」か、「思い切って上水道に切り替えるか」を、冷静に比較検討するための話をしよう。
僕がお客様にいつも伝えているのは、「感情じゃなくて、データで判断しよう」ってことなんだ。
井戸水継続のメリットと、それにかかる「隠れたコスト」
水質検査の結果、比較的良好で、浄水設備で対策できそう、と判断した場合だね。
メリット(やっぱり魅力だよね)
- 水道代ゼロ!:これが最大の魅力だよね。月に数千円~1万円くらいが浮くのは大きい。
- 災害時の水源:地震や台風でライフラインが寸断された時、飲料水は確保できなくても、生活用水として使える井戸水があるのは心強い。
- 自然の恵み:なんかロマンがあるよね。
隠れたコスト(ここが重要だよ!)
「タダ」じゃないよ、って話は耳にタコかもしれないけど、本当に色々な費用がかかるんだ。
- 水質検査費用:これは定期的に必要になる。最低でも年に1回、できれば半年に1回はしたいところ。1回数万円として、年間数万円。
- 浄水設備導入費用:
- 鉄分除去フィルター:黄ばみ対策。初期費用で数万円~数十万円。フィルター交換費用も数千円~1万円/月。
- 紫外線殺菌装置:細菌類対策。初期費用で数万円~十数万円。ランプ交換費用や電気代もかかる。
- 活性炭フィルター:臭いや有機物対策。初期費用と交換費用。
- 軟水器:硬度が高い場合。エコキュート保護に。初期費用で数十万円。再生塩代などもかかる。
- 設備のメンテナンス費用:フィルター交換や、装置の点検・修理費用。これも年間数万円単位で見ておく必要がある。
- 電気代:ポンプで井戸水を汲み上げる電力。微々たるものだけど、これもコスト。
- 精神的負担:水質に常に気を配る、定期的に検査やメンテナンスを手配する、という見えない手間とストレス。
- 健康リスク:万が一、見落としや管理不足で水質が悪化した場合の健康被害。これはお金に換算できない一番大きなリスクだよね。
どうだい?「水道代ゼロ!」の裏で、結構な出費と手間がかかることが見えてきたんじゃないかな。
もちろん、これらのコストを払ってでも「タダ」を維持したい!という選択もアリだけど、本当に「トータルで安上がり」なのか、冷静に計算してみることが大事だよ。
上水道引き込みのメリットと、賢く考える「初期投資」
「もう、井戸水の心配はしたくない!安心して生活したい!」って、そう考える人も多いよね。
僕も、お客様の不安な顔を見るたびに「やっぱり上水道は偉大だなぁ」って思うんだ。
メリット(お金じゃ買えない安心感)
- 安心・安全:自治体が厳しく水質管理してるから、蛇口から出る水は安心して飲める。ピロリ菌の心配なんてしなくていいんだ。
- 安定供給:水量や水圧が安定してるから、お風呂や洗濯で「水が出ない!」なんてことにはならない。
- メンテナンスフリー:個人で水質検査をしたり、浄水設備の手入れをしたりする必要がない。これは本当に大きい。
- 家電への影響なし:エコキュートや食洗機、洗濯機も安心して使える。故障のリスクが格段に下がるから、余計な修理代の心配も減る。
- 生活の質の向上:白い服も気持ちよく着られるし、お風呂の着色に悩むこともない。日々のストレスが減るって、実はすごく大事なことなんだ。
デメリット・コスト(初期投資は必要だけど…)
- 初期工事費用:これが一番気になる点だよね。道路の下を通ってる水道管から、自分の敷地内に水道管を引き込む工事費がかかる。これには、道路占用許可申請費用とか、メーター設置費用とか、色々なものが含まれるんだ。
場所や距離、工事の難易度によって大きく変わるけど、数十万円~100万円以上かかるケースも少なくない。 - 月々の水道料金:当然だけど、基本料金と使った分の従量料金がかかるようになる。これは住む地域や家族構成、使い方で変わるけど、月に数千円~1万円くらいが目安かな。
「え、初期費用でそんなにかかるの?じゃあ、やっぱり井戸水の方が…」って、ちょっと待ってほしい。
僕がお客様にいつも言うのは、「その初期投資は、未来の自分への投資だよ」ってことなんだ。
だってさ、井戸水で年間の水質検査費用や浄水設備維持費に何万円もかかる、エコキュートが数年で壊れて修理に何十万円もかかる、そして何より、家族の健康への不安や日々のストレスって、これら全部を金額に換算したら、どうなると思う?
もしかしたら、数年~10年くらいで上水道の初期費用を上回っちゃう、なんてこともザラにあるんだ。
だから、大事なのは、「目先の『タダ』に惑わされず、長期的な視点で、真のコストとリターンを比較する」ってことなんだよ。
複数の水道工事会社から見積もりを取って、しっかりと比較検討することが大切だからね。
私が実際に悩んだ時の「判断基準」と「考え方」
僕もね、お客様に家を紹介する時に、井戸水と上水道で悩んだ経験が何度もあるんだ。
あるお客様は、ご主人がアレルギー体質で、小さなお子さんもいたから、水質には特に敏感だったんだよね。
最初は「水道代がタダになるなら、その分を教育費に回したい」って言ってたんだけど、水質検査の結果、鉄分と硬度が高めに出てね。
僕が正直に、
「この水だと、奥様の白い服も黄ばむ可能性が高いですし、お子さんのアレルギー体質を考えると、もしもの時の細菌リスクも心配です。エコキュートも導入を考えてらっしゃるなら、故障のリスクも無視できませんよ。」
って伝えたんだ。
最初はちょっと渋い顔をしてたけど、僕が浄水設備導入のコストと、上水道引き込みのコストを、それぞれ10年スパンで試算して見せたんだ。
すると、奥さんが、「ねぇ、初期費用はかかるけど、水道に切り替えた方が、長期的に見たら私たちも安心だし、お金の心配も減るんじゃない?」ってご主人に話してくれてね。
最終的には、ちょっと予算オーバーにはなったけど、上水道を引き込むことを決めたんだ。
数年後、そのご夫婦がリフォームの相談に来てくれた時に、奥さんが満面の笑みで言ったんだ。
「あの時、勇気を出して水道に切り替えて本当によかったです!白い服も安心して洗えるし、子供たちも健康そのもの。何より、水道のことで悩むことがなくなったのが一番嬉しいです!」
僕の判断基準はいつもこれなんだ。
「健康と安心」は、お金じゃ買えない一番大切なもの。
そして、「目先の安さ」より「長期的な快適さ」が、結果的にあなたの人生を豊かにするってこと。
もしあなたが今、井戸水と上水道の間で悩んでるなら、僕みたいに「親戚のおじさん」のつもりで、あなたの心の声を聞かせてほしいな。
【Q&A】井戸水に関する「よくある疑問」に答える!
ここからは、井戸水について、お客様からよく聞かれる疑問に、僕がお答えしていこうかな。
Q1: 浄水器があれば大丈夫?
A: うーん、それは一概には言えないなぁ。
市販の家庭用浄水器は、主に塩素やカルキ臭、簡単な不純物を除去するためのものがほとんどなんだ。
でも、井戸水で問題になる、ピロリ菌のような細菌類や、高濃度の鉄分、硬度成分までは除去しきれない場合が多いんだよ。
特に、細菌類は目に見えないし、浄水器のフィルター自体が細菌の温床になるリスクだってあるから、注意が必要なんだ。
だから、もし井戸水を使うなら、家庭用浄水器に頼るだけじゃなくて、井戸水の水質に合わせた専用の浄水設備(鉄分除去フィルターや紫外線殺菌装置など)を導入することが必須だね。
まずは、水質検査で自分の井戸水の「弱点」を知ることが先決だよ。
Q2: 上水道に切り替えたら、井戸はもう使えないの?
A: いやいや、そんなことないよ。
上水道を引き込んだからといって、井戸を埋めたり、完全に使えなくしたりする必要はないんだ。
多くのご家庭では、上水道をメインの生活用水として使いつつ、井戸水は「散水用」や「洗車用」、あるいは「災害時の生活用水」として残しておくことが多いんだよ。
庭の水やりや洗車なんかには、水質をそこまで気にする必要はないから、水道代を気にせず使えるのは、井戸水ならではのメリットだよね。
もしもの災害時に、生活用水として利用するなら、念のため簡易なフィルターを通したり、煮沸したりする準備はしておくといいだろうね。
ただし、井戸水を残しておくなら、定期的な点検や清掃は続けてほしいな。
Q3: 井戸水を引き込むには、いくらくらいかかるの?
A: これはね、もう本当にケースバイケースなんだ。
「いや、よく分からんけども。」って思うかもしれないけど、嘘偽りなくそうなんだよ。
だいたいね、
- 井戸を掘る深さ:浅井戸なのか、深井戸なのかで使う機材も工事期間も変わるから費用も変わる。
- 地盤の状況:固い岩盤なのか、砂地なのかで掘削の難易度が変わる。
- ポンプの種類:使うポンプの性能や耐久性で費用が変わる。
- 配管の長さ:井戸から家までの距離が長ければ長いほど、当然費用は高くなる。
- 給水設備の規模:家全体に供給するのか、一部だけなのか。
これらの要素で、数十万円~100万円以上かかることも珍しくないんだ。
僕のお客様でも、地形が特殊な場所で、かなり費用がかかったケースもあれば、比較的手軽に掘れたケースもあったからね。
だから、まずは複数の専門業者に相談して、現地を見てもらった上で「見積もり」を取ることが一番確実だよ。その際、何にどれくらいの費用がかかるのか、内訳をしっかり確認してほしいな。
Q4: 賃貸物件で井戸水を使ってるんだけど…
A: 賃貸物件で井戸水を使ってる場合は、ちょっと注意が必要だね。
まず、井戸水の水質検査や、浄水設備の導入・メンテナンスは、基本的に「大家さん(オーナーさん)」の責任になることが多いんだ。
だから、もし水質に不安があるなら、まずは大家さんか管理会社に相談してみてほしい。
「なんか最近、お腹の調子が悪い気がするんです…」とか、「洗濯物が黄ばむんですけど、水質って大丈夫でしょうか?」みたいに、具体的な困りごとを伝えると、大家さんも動いてくれやすいかもしれないね。
勝手に浄水器を設置したり、水質検査を依頼したりすると、後でトラブルになる可能性もあるから、必ず事前に相談することが大切だよ。
もし大家さんが検査や対策に乗り気じゃない場合は、引っ越しも視野に入れることを考えてもいいかもしれないね。自分の健康と快適な生活を最優先に考えてほしいな。
まとめ:「タダ」の誘惑に惑わされず、本当に大切なものを選ぼう!
さて、今日は井戸水の「光」の部分だけじゃなくて、「影」の部分にもスポットを当てて話してきたけど、どうだったかな?
僕が一番伝えたかったのは、「水道代がタダ」っていう目先のメリットだけに囚われて、大切なものを失わないでほしい、ってことなんだ。
人生で一番大切な「健康」や、日々の生活を快適にする「安心感」、そして高価な家電を守るための「知識」。
これらって、お金じゃ買えない、すごく価値のあるものだよね。
井戸水は、適切に管理すれば素晴らしい恵みになる。でも、その管理を怠ったり、リスクを知らないまま使ってしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあるんだ。
だから、もしあなたが今、井戸水を利用しているなら、あるいは利用を検討しているなら、まずはこの3つのことを思い出してほしいな。
- まずは「水質検査」で、自分の井戸水の正体を知る!
目に見えないからこそ、プロの目でしっかり確認することが何よりも大切だよ。 - 「隠れたコスト」を冷静に計算する!
水質検査費用、浄水設備費用、メンテナンス費用、電気代、そして健康リスクや精神的負担…これら全てを含めて、「本当にタダより安上がりなのか?」を考えてみてほしい。 - 「健康と安心」は、お金じゃ買えない一番大切なもの!
長期的な視点で見て、どちらがあなたの家族にとって、より良い選択なのか。感情ではなく、理性で判断する勇気を持ってほしいな。
僕の経験から言えるのは、「後悔しない選択」をする人は、必ず「情報収集」と「冷静な比較」を怠らない、ってことなんだ。
今日、この話を聞いて、もし「おや?」って思うことが一つでもあったら、まずは水質検査から始めてみてほしい。
それが、あなたの「安心」への第一歩になるはずだから。
何か困ったことがあったら、いつでも僕を頼ってくれていいからね。
「不動産業界に詳しい親戚のおじさん」として、いつでもあなたの力になるからね。

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