家を建てるって、夢のまた夢?
待って、その数十万円、本当に必要?
知らないと損する、家づくりの落とし穴。
「ねぇ、おじさん。家を建てるって、なんでこんなにお金がかかるの?」「着工金とか中間金とか、まだ家が建ってもないのに数十万円も取られるって、なんか納得いかないんだけど…」
そう思ってるあなた、もしかして今、30代後半の共働き夫婦だったりしないかな?
そろそろ賃貸も手狭になってきて、「家賃を払うのもったいないし、そろそろマイホームが欲しいね」って、奥さんと話してる頃かな。住宅展示場にも行ったし、ネットで情報もたくさん集めてるはず。でも、その一方で、「本当に今買っていいのか?」「この営業マン、なんか怪しいな…騙されてないか?」って、夜な夜な不安を抱えてるんじゃないかな。
専門用語が飛び交う会話に、まるで自分がバカにされないように必死で武装してるけど、本音では「誰か、損得抜きで相談に乗ってくれる人はいないかな」って探してる。そんなあなたの気持ち、僕には痛いほどよく分かるよ。
僕はね、新卒からこの住宅・不動産業界に22年間、ずっと最前線で立ってきたんだ。好景気で家が飛ぶように売れた時代も、リーマンショックでローンが通らなくなった氷河期も、全部見てきた。たくさんの家族の夢を叶えるお手伝いをしてきたけど、それと同時に、業界の「当たり前」の裏側で、お客様が知らず知らずのうちに損をしている場面も、山ほど経験してきたんだ。
だからこそ、今は組織のノルマに縛られず、「お客様にとってのリスク」を先に伝えて、将来後悔しない選択肢だけを提案する。それが僕のスタンス。このブログを通じて、営業トークの裏側にある真実や、プロしか知らない落とし穴を全部ぶっちゃけようと思う。
今回のテーマは、まさにその一つ。「つなぎ融資」だね。家が建つ前から発生する、数十万円という「見えない費用」。これ、本当にモヤモヤするよね。
でも大丈夫。この「つなぎ融資」のカラクリから、それを回避する方法、そして賢く付き合う方法まで、親戚のおじさんが全部教えてあげるから。最後まで読めば、あなたのモヤモヤもスッキリするはずだよ。
そもそも「つなぎ融資」って、何なの?必要なの?
いきなり核心に迫る前に、まずは「つなぎ融資」が一体何なのか、なんで必要なのかをざっくり理解しておこうか。これを知らないと、「なんでこんなお金払うの!?」って、ずーっとモヤモヤしちゃうからね。
結論から言うと、「家が建つまでの仮のお金」ってこと
そうだね、簡単に言うと、つなぎ融資ってのは、「マイホームが完成して、ちゃんとした住宅ローンが使えるようになるまでの間のお金」なんだ。
たとえば、車を買うときって、納車されてからローンを組むでしょ?いきなり「まだ工場で作ってる途中だけど、お金払ってね!」なんて言われないよね。家も同じで、住宅ローンっていうのは、基本的に「完成した家」が担保(保証)になるんだ。
銀行側からすると、まだ建ってない家は、もし何かあったときに価値が読めない。工事が止まっちゃうかもしれないし、途中で建てられなくなっちゃうかもしれない。だから、「ちゃんとした家が建って、引き渡しが終わってからじゃないと、まとまったお金は貸せませんよ」っていうのが、銀行の基本的な考え方なんだ。
でも、家を建てるハウスメーカーや工務店さんは、材料を買ったり、職人さんに給料を払ったりするのに、工事の途中でどうしてもお金が必要になるんだよね。全部完成してからまとめてもらおうとすると、会社の資金繰りが大変になっちゃう。
そこで出てくるのが、「着工金」とか「中間金」ってやつ。これは、工事の進捗に合わせて、何回かに分けて支払うお金なんだ。
銀行は完成までお金を貸さない、でもハウスメーカーはお金が欲しい。このズレを埋めるために、「一時的に、短い期間だけお金を貸しましょう」っていうのが、つなぎ融資の正体なんだよ。
つなぎ融資は「高速道路の仮の料金所」みたいなもの
うん、この「つなぎ融資」って、例えるなら高速道路の仮の料金所みたいなものなんだ。
- 目的地の家(マイホーム)までは、本線(住宅ローン)でビューンと行ける。
- でも、途中のインターチェンジ(着工、中間)で降りて、ちょっと寄り道(支払いを発生)する必要がある。
- 本線の料金所はゴールでしか通れないから、その寄り道のためだけに、仮の料金所(つなぎ融資)を通って、一時的にお金を払う。
- そして、本線に戻って、最終的にゴール(引き渡し)で最後の精算(住宅ローンの実行)をする。
こんなイメージで理解しておけば、そんなに難しくないでしょ?
だからね、厳密に言えば、つなぎ融資そのものが必要というよりは、銀行の仕組みとハウスメーカーの支払い形態の間にできる「資金の空白期間」を埋めるために必要なんだ。
「高い!もったいない!」あなたが『搾取』だと感じる理由、全部わかるよ
つなぎ融資の仕組みは分かったけど、それでも「なんでこんな高いの?」「なんか銀行やメーカーにいいようにされてる気がする…」って、モヤモヤは消えないよね。その気持ち、僕にはめちゃくちゃよく分かるよ。だって、僕も現役時代、お客様から何度も同じ不満を聞いてきたからね。
その「見えないコスト」の内訳をざっくり解説
つなぎ融資で「高い」「もったいない」と感じる原因は、大きく分けて二つあるんだ。それが「金利」と「手数料」だね。
(1)住宅ローンより高い「金利」
「え、住宅ローンも金利払うのに、つなぎ融資でも金利取るの!?」って思うよね。そう、ここが一つ目のポイント。
住宅ローンの金利って、今めちゃくちゃ低いじゃん? 0.何%とかの世界だよね。でも、つなぎ融資の金利は、だいたい年2%〜4%くらいになることが多いんだ。もちろん銀行によって差はあるけどね。
なんでこんなに高いかって言うと、さっき話した通り、まだ完成してない家だから、銀行から見るとリスクが高いんだ。担保がない状態でお金を貸すわけだから、その分、利息を高くしないと銀行も商売にならないってことなんだよね。これ、銀行の本音。
それに、つなぎ融資って、だいたい半年から1年くらいの短期の融資になるでしょ? 短期融資は、一般的に金利が高くなる傾向があるんだ。
例えば、2,000万円のつなぎ融資を半年間借りて、金利3%だとしようか。単純計算でも、利息だけで30万円くらいかかる計算になるんだ。たかが半年で、だよ?これは確かに「高い!」って思うよね。
(2)何度か発生する「手数料」
金利だけでも「うーん…」なのに、さらに手数料もかかるんだ。これがまた、銀行によってバラバラで、ちょっと分かりにくいんだよね。
- 融資手数料:これは、つなぎ融資を借りるたびに発生する手数料。銀行ごとに違うけど、だいたい5万円〜10万円くらいかかることが多いかな。着工金、中間金、そして最後の引き渡し前の最終金と、何回か融資を受けるたびに、この手数料がかかるケースもあるんだ。そうなると、何十万円ってすぐにいっちゃうよね。
- 印紙税:お金を借りる契約書には、必ず印紙を貼らないといけないってルールがあるんだ。融資額によって変わるんだけど、これも数万円単位でかかる費用。
- 事務手数料:銀行が手続きをしてくれるための費用。数千円から数万円くらいが多いかな。
これらの手数料が積み重なると、あっという間に数十万円になるんだ。僕のお客様でも、最終的に「利息と手数料だけで50万円近くかかっちゃったよ」って、ガックリ肩を落としてた人がいたなあ。
「家もないのに、なんでこんなに払うの?」って気持ち、ほんと、よく分かる。この「見えないコスト」が、あなたのモヤモヤの正体なんだ。
なぜ、このリスクとコストは最終的に顧客が負う構造になっているのか?
ここが、あなたが「搾取されてる!」って感じる一番のポイントだと思うんだよね。
正直なところ、この構造は、銀行とハウスメーカー、双方の「リスク回避」が原因なんだ。
- 銀行側の言い分:「完成前の物件は、担保価値が不安定だから、万が一のことがあったときのリスクが高いんです。だから、住宅ローンとは別に、リスクが高い分、少し高めの金利と手数料をいただきますよ」ってこと。
- ハウスメーカー側の言い分:「家を建てるには、最初から資材を仕入れたり、職人さんを手配したりと、先行投資が必要なんです。お客様から段階的に支払いをいただくことで、会社の資金繰りを安定させて、万が一の倒産リスクを減らしているんです」ってこと。
どちらの言い分も、彼らの経営を考えたら理解できる部分はあるんだ。でも、その結果として、一番のしわ寄せが、情報をあまり知らない「お客様」に来てしまっている。これが、まさにあなたが感じる「不公平感」の正体だよね。
昔、僕が勤めていた会社も、利益優先で「つなぎ融資は当たり前ですから」って説明することが多かった。でも、お客様の中には、銀行から提示された金額を見て「こんなはずじゃなかった…」って顔をする人もたくさんいたんだ。その顔を見るたびに、僕は本当に苦しい思いをしたよ。
情報格差が、そのままあなたのお金に直結している。それが、この業界の残念な現実なんだ。
もう「搾取」されない!つなぎ融資を回避・削減する賢い方法3選
じゃあ、この「搾取されているようなモヤモヤ」から抜け出すにはどうしたらいいか。ここからが本番だよ。
「おじさん、具体的にどうすればいいの!?」って声が聞こえてきそうだね。大丈夫、いくつか手があるんだ。一つずつ見ていこうか。
方法1:つなぎ融資不要!「分割融資」に対応した銀行を探す
これが一番スマートな方法かもしれないね。最近は、「分割融資」、あるいは「つなぎ融資型住宅ローン」なんて呼ばれるサービスを提供している金融機関が増えてきたんだ。
分割融資って、何が良いの?
分割融資っていうのは、文字通り住宅ローンを何回かに分けて借りられる仕組みのこと。着工時、中間時、完成時って感じで、工事の進捗に合わせて住宅ローンの金利で必要な金額だけ借りられるんだ。
これの何が良いかって言うと、
- つなぎ融資の「高い金利」がかからない!:住宅ローンと同じ、低い金利で借りられるから、利息の負担がめちゃくちゃ減るんだ。
- 手数料も抑えられる可能性大!:つなぎ融資特有の事務手数料や印紙代がかからないか、かかっても一回で済む場合が多い。
- 手続きがシンプル:住宅ローン一本化できるから、途中で別の銀行に乗り換えたりする手間も省けることが多いよ。
つまり、あなたが「もったいない!」って感じてた、あの数十万円をまるっと浮かせられる可能性が高いってことなんだ。
どこの銀行が対応してるの?探し方のコツ
この分割融資に対応してるのは、地方銀行や信用金庫、それから一部のネット銀行に多い傾向があるよ。大手メガバンクは、まだあまり積極的にやってないことが多いかな。
探し方のコツとしては、
- 地元の金融機関を当たってみる:あなたが住んでる地域や、家を建てる地域の地方銀行、信用金庫の住宅ローン窓口に直接相談してみるのが一番早い。ネットで「〇〇(地名) 住宅ローン 分割融資」で検索してみるのもアリだね。
- ネット銀行もチェック:イオン銀行、SBI新生銀行、PayPay銀行など、一部のネット銀行も分割融資やそれに近いサービスを提供している場合があるよ。金利も低いことが多いから、比較検討の価値は十分にある。
- ハウスメーカー提携ローンも要確認:あなたが契約しようとしているハウスメーカーが提携している金融機関の中に、分割融資を扱っているところがないか、営業担当に聞いてみよう。ただし、提携ローンだからといって無条件に良いわけじゃないから、必ず自分で条件を比較してね。
ただし、分割融資にもいくつか注意点があるんだ。
- 金利タイプ:変動金利しか選べないケースもあるから、固定金利派の人は要確認だね。
- 手数料:つなぎ融資よりは安いけど、分割して実行するたびに「実行手数料」のようなものがかかる場合もある。これもちゃんと確認しておこう。
- 審査期間:通常の住宅ローンより、審査に時間がかかる場合もあるから、早めに動き出すことが大切だ。
僕の経験だと、この分割融資を知ってるか知らないかで、最終的に支払う総額が数十万円どころか、100万円近く変わるケースもあったんだ。だから、これは絶対に見逃せないポイントだよ。
方法2:自己資金を賢く活用して、つなぎ融資の額を減らす
「分割融資って、うちの地域の銀行ではやってないみたい…」とか「条件がいまいちで…」ってこともあるよね。そんな時に有効なのが、自己資金を上手に使うって方法だ。
「着工金」や「中間金」を自己資金で払っちゃう
一番シンプルで、効果的なのがこれ。要するに、つなぎ融資が必要な「着工金」や「中間金」の一部、あるいは全額を、自分の貯金で払っちゃうってことだね。
そうすれば、つなぎ融資の借入額自体が減るでしょ? 借りるお金が減れば、それに伴う金利も手数料も減るわけだから、結果的に支払う総額を抑えられるんだ。
例えば、着工金が総額の30%で1000万円かかるとして、そのうち500万円を自己資金で払えば、つなぎ融資で借りるのは500万円で済む。これだけで、金利負担も手数料も大きく変わるよね。
どこまで自己資金を出すべき?残すお金も大切だよ
ただし、「全部貯金で払っちゃえばいいじゃん!」って単純な話でもないんだ。だって、家を建てた後にも、色々とお金が必要になるからね。
- 引っ越し費用:これ、意外とバカにならないからね。家族4人とかだと、数十万円かかることもザラだよ。
- 家具・家電の買い替え:新しい家に合わせて、新しいソファや冷蔵庫、カーテンなんかも欲しくなるでしょ? これも結構な出費になる。
- 外構工事:庭とか駐車場とか、建物が完成した後で別途契約することも多い。これもお金がかかるよ。
- 予備費:引越し後、思わぬ出費が発生することもある。病気や事故とか、子どもの急な教育費とかね。いざという時のための「生活防衛資金」は、最低でも生活費の半年分、できれば1年分くらいは残しておきたいところだ。
だからね、自己資金をどこまで出すかは、「家を建てた後の生活に支障が出ない範囲」で決めることが大切なんだ。目先のつなぎ融資費用を浮かすために、後で生活が苦しくなっちゃったら元も子もないからね。
理想は、住宅購入費用の2割を自己資金で用意できると、つなぎ融資の負担も減るし、住宅ローンの審査も有利に進みやすいよ。でも、無理は禁物。自分たちのライフプランとしっかり相談して決めてね。
方法3:ハウスメーカー・工務店と支払い時期や割合を交渉する
「え、そんなことできるの!?」って思った? うん、もちろん、交渉の余地はゼロじゃないんだ。
ハウスメーカーや工務店だって、お客様に気持ちよく家を建ててもらいたいと思ってる。だから、どうしてもつなぎ融資の負担が大きくて困ってるなら、相談してみる価値はあるんだよ。
交渉のポイント:支払い回数を減らす、割合を調整する
一般的に、着工金・中間金・完成金の支払い割合って、
- 契約時:10%
- 着工時:30%
- 上棟時(中間時):30%
- 完成・引渡し時:30%
…みたいな「3回払い」のパターンが多いんだ。でも、この割合や回数を調整できないか、聞いてみるんだよ。
- 支払い回数を減らす:「着工金と中間金を合わせて、一回にまとめられませんか?」とか、「中間金はなしで、着工時と完成時の2回払いにできませんか?」って相談してみる。回数が減れば、つなぎ融資の手数料も減る可能性があるよね。
- 中間金の割合を減らす:「中間金を全体の10%くらいに減らして、その分を完成時に回せませんか?」と交渉する。中間金が減れば、つなぎ融資の借入額も減るから、利息負担が軽くなる。
- 完成・引渡し時の割合を増やす:最終的には住宅ローンで一括で払うことになるから、ここに割合を集中させるのが理想だよね。
もちろん、ハウスメーカー側にも資金繰りの事情があるから、必ずしも希望通りになるとは限らない。でも、真剣に「つなぎ融資の費用で悩んでいるんです」という気持ちを伝えれば、何かしら良い提案をしてくれる可能性もあるんだ。
僕のお客様の中には、「うちはちょっと特殊な支払いプランなので…」と最初は断られたものの、粘り強く交渉して、中間金の割合を下げてもらったケースもあったよ。諦めずに、まずは相談してみることが大事だね。
ただし、この交渉は契約前、つまりまだあなたが「お客様候補」で、ハウスメーカー側があなたを逃したくないと思っている段階でやるのが一番効果的だからね。契約しちゃってからだと、向こうも強気に出ることが多いから、その点は注意しよう。
ちょっと待って!つなぎ融資って、もしかして「保険」の役割もあるの?
ここまで読んで、「つなぎ融資って、やっぱり悪いやつ!」って思ったかな?
うーん、正直なところ、僕も「高いなあ」「もっと良い方法はないものか」って思うことはたくさんあるよ。でもね、物事には裏表があるように、つなぎ融資にも意外なメリット、というか「役割」もあるんだ。ちょっと聞いてくれる?
つなぎ融資は「見えない保険料」と考えることもできる
例えば、あなたが家を建てている途中に、万が一、ハウスメーカーや工務店が倒産してしまったら、どうなると思う?
もしあなたが、自己資金で着工金や中間金を払っていて、その会社が倒産しちゃったら…? そのお金、返ってこないかもしれないよね。工事は途中でストップしちゃうし、新しく別の業者を探して、また最初からお金を払って…なんてことになったら、もう目も当てられない。
でも、つなぎ融資で支払っていれば、話はちょっと変わってくるんだ。
つなぎ融資って、あくまで「銀行が一時的に業者に建て替え払いをしている」ようなもの。もし途中で業者が倒産しても、住宅ローン自体はまだ実行されていないから、最悪、そのつなぎ融資分だけを清算して、別のハウスメーカーに切り替えることも考えられるんだ。
もちろん、それでも大変なことには変わりないけど、自己資金をすべて失うよりは、まだ救われる部分があるんだ。これは、金融機関がリスクを取ってくれるからこその側面なんだよね。
だから、つなぎ融資の金利や手数料は、万が一の事態からあなたを守るための「見えない保険料」として、考えることもできるんじゃないかな。ちょっと納得いかない部分もあるけど、これも家づくりにおけるリスクヘッジの一つだ、ってね。
もちろん、そんなことはないに越したことはないんだけど、僕の22年のキャリアの中でも、中小の工務店が途中で事業停止しちゃったとか、そういう話はゼロじゃないからね。決して他人事ではないんだ。
急な資金ニーズにも対応できる「柔軟性」
もう一つ、つなぎ融資のメリット、というよりは「役割」としてあるのが、急な資金ニーズへの対応力だね。
家を建てていると、予期せぬ追加工事が発生したり、当初の予定より少しグレードアップしたくなったり、なんてことがよくあるんだ。そんな時に、自己資金では足りないけど、住宅ローンはまだ実行できない…って状況になったとする。
そんな時、つなぎ融資があれば、一時的に追加の費用をまかなうことができるんだ。もちろん、追加で借りる分、利息や手数料は増えるけど、家の完成を待ってローンを組み直すよりは、スピーディーに対応できることがある。この「手軽さ」も、一応のメリットと言えるかもしれないね。
まあ、本音を言えば、最初からしっかり資金計画を立てて、予備費も多めに見ておくのが一番なんだけどね!でも、人生、何があるか分からないからさ。
賢い家づくりのための心構え:情報格差を埋める「知る力」を養おう
ここまで、つなぎ融資について、いい面も悪い面も、色々と話してきたけど、結局、一番大切なのはあなたが「知る力」を持つことなんだ。
住宅購入って、人生で一番大きな買い物でしょ? それなのに、知らないこと、分かりにくいことが多すぎる。それが、あなたを不安にさせたり、「搾取されている」って感じさせたりする原因なんだ。
「当たり前」に疑問を持つこと。それがあなたの家計を守る第一歩
営業マンから「これは業界の常識ですから」「皆さんがそうしてますから」って言われたとき、そこで「そうですか」って鵜呑みにしちゃわないでほしいんだ。ちょっと立ち止まって、「なんでそうなんですか?」「他に方法はないんですか?」って、疑問を持ってみてほしい。
僕も若い頃は、会社の言うことだけを信じて、お客様に「当たり前」として説明してた時期があった。でも、それで後悔するお客様を見て、「本当にこれでいいのか?」って疑問を持つようになったんだ。
その疑問から、僕はお客様に寄り添うスタンスに変わっていったし、今回話した「分割融資」のような、お客様にとって有利な情報を積極的に探して伝えるようになったんだ。
だから、あなたも「当たり前」を疑うことから始めてほしい。それが、あなたの家計、そして何十年も続く大切なマイホーム生活を守るための、最強の武器になるからね。
プロ(僕みたいな親戚のおじさん)を賢く利用する方法
「じゃあ、どこに相談すればいいの?」って思うよね。
住宅営業マンは、当然ながら自社の利益やノルマがあるから、必ずしもあなたの最善の選択肢だけを提案してくれるとは限らない。銀行の担当者も、自社のローン商品を勧めるのが仕事だ。
だから、あなたに必要なのは、「中立的な立場」で、かつ「業界の裏側まで知っている」プロなんだ。
例えば、FP(ファイナンシャルプランナー)の中には、住宅ローンに詳しい人もいるし、僕みたいに、かつて現場で経験を積んできたけど、今は特定の会社に縛られずに情報発信している人間もいる。そういう「親戚のおじさん」みたいな存在を、遠慮なく頼ってみてほしいんだ。
- 複数の情報を集める:一つの情報源だけを信じるんじゃなくて、ネット、知り合い、専門家など、複数の視点から情報を集めよう。
- 質問を恐れない:「こんなこと聞いてもいいのかな?」なんて思わなくていい。分からないことは、全部質問する。それがあなたの権利だよ。
- 比較検討を徹底する:金融機関もハウスメーカーも、一つに決めつける前に、複数の選択肢を比較検討することが、失敗しない家づくりの基本中の基本だ。
僕の自慢はね、「売上トップ」を取ったことじゃないんだ。「あなたから買ってよかった」と言われ、10年後にリフォームや住み替えの相談で再び僕を頼ってきてくれるお客様の数が社内で一番多いことなんだ。
それは、僕がお客様のリスクを先に伝えて、正直に、そして誠実に向き合ってきたからだと信じている。この経験知を、ネット上の誰か(そう、あなただね)のために惜しみなく使いたいと思っているんだ。
長期的な視点で「賢いお金の使い方」を考える
住宅購入って、本当にゴールじゃなくてスタートなんだ。
家を買って、幸せな生活を送るためには、つなぎ融資のような目先のコストだけじゃなく、何十年も続く住宅ローンの返済、固定資産税、修繕費、教育費、老後資金…といった、たくさんの「お金」と向き合っていかないといけない。
だから、今、つなぎ融資でモヤモヤしているこの気持ちを無駄にしないでほしいんだ。これをきっかけに、「自分たち家族にとって、一番賢いお金の使い方は何だろう?」って、夫婦でじっくり話し合う時間を持ってみてほしい。
もしかしたら、今は無理に家を買わずに、もう少し貯蓄を頑張るのがベストな選択かもしれない。あるいは、予算を少し下げて、その分を教育費や老後資金に回すのが良い選択かもしれない。
「住宅購入は資産形成の一環」ってよく言われるけど、単に資産を増やすだけじゃなくて、「家族みんなが、心豊かに、安心して暮らせる未来」を作るための手段なんだってことを、忘れないでほしいんだ。
そのために、今、あなたが感じている「つなぎ融資、高い、もったいない」っていう素直な疑問や不満は、実はとても大切な「気づき」なんだよ。
まとめ:つなぎ融資で損しないために、今日からできること
どうだったかな? つなぎ融資のこと、少しはスッキリしたかな?
最後に、今回話した内容で、これだけは覚えておいてほしいことをまとめておくね。
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つなぎ融資は「家が建つまでの仮のお金」で、金利も手数料も高めになりがち。
これは、まだ家が完成していないから銀行のリスクが高く、その分コストがかかるってことなんだ。でも、「見えない保険料」と考えることもできるよ。 -
数十万円のムダ金を避けるには、まず「分割融資」を検討しよう。
住宅ローンと同じ低い金利で、工事の進捗に合わせて借りられる銀行があるから、地元の金融機関やネット銀行を徹底的に調べてみて。 -
自己資金を賢く活用して、つなぎ融資の借入額を減らすのも効果的。
ただし、引っ越し費用や新生活の予備費など、家を建てた後の生活資金はしっかり残しておいてね。無理は禁物だ。 -
ハウスメーカーや工務店に、支払い時期や割合の交渉をしてみる勇気も持とう。
契約前に、あなたの不安を正直に伝えて、柔軟な対応を相談してみてほしい。言ってみるだけはタダだからね。 -
何よりも「知る力」が大切。
「当たり前」に疑問を持ち、複数の情報源からしっかり調べて、後悔しない選択をしてほしい。僕みたいな「親戚のおじさん」も、遠慮なく頼ってね。
家づくりって、本当に大変なことの連続だよね。でも、その一つ一つを乗り越えて、自分たちの理想の家を建てた時の喜びは、何物にも代えがたいものなんだ。
あなたの不安な表情が、鍵をお渡しする日に最高の笑顔に変わる瞬間、それを見るのが僕の何よりの原動力なんだよ。
今日から、あなたも「賢い家づくり」の第一歩を踏み出してみてほしい。もしまた何か分からないことがあったら、いつでも僕を頼ってくれていいからね。

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